楽農楽写Z

西中国山地の風景だけを撮影する団塊男が定年後、広島県安芸太田町に休耕田付きの民家を借りて、田舎暮らしを楽しんでいます。豊かな自然を紹介しながら、地域の情報を発信します。       

長引く寒波                                        (温井、大暮など:18年1月25日撮影)

 そろそろ雪が弱くなるだろうと満を持した朝だったが、降り止む様子はない。午後2時から「さんけん」の会議が三段峡入口の事務所であるので、その前に撮影へ出かけた。断続的な降り方だったが、完璧に止むことはなかった。見た目には霞んで見える風景でも、流れる雪で画面が汚くなっても、修正すれば何とかなるだろうと思ってシャッターを切った。案の定、すっきりしたカットはなく、ブログに載せる写真を選ぶのに四苦八苦。まあ、冬晴れだけが冬ではない。

1488坪野181251 
坪野大歳神社の社叢。雪だから写真になった。社が見えれば樹の大きさが分かるのだが

1507加計181252 
加計の旧国道から。水量が多ければ、いい撮影ポイントになる。雪で走る車が少ないので気を遣わずに撮れた

1510阿正谷181253 
阿正谷。あまり足を向けない地区で、集落を歩いていない。面白い素材はあるはずだ

1564温井181254 
温井。小さな雪が舞う中、短時間晴れた。落葉樹がいい姿を見せてくれた

1578猪山181255 

1582平見谷181256 
猪山と平見谷。降り止まぬ雪でも、それはそれなりに雰囲気はあると思うしかない

1590大暮181257 
芸北・大暮。風が強いのに、冷え込みが強いためか雪をかぶった杉の姿がいい。向うには日が当たっても、手前では雪が舞っている

1595大暮181258 

1619大暮181259 
芸北・大暮。違う場所に見えるが同じ民家、角度が違う。 2015年1月8日付のブログにも掲載している

1645大暮1812510 
芸北・大暮。
雪だから撮れた場所。川のマシュマロがもっとあれば申し分ない

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通行止め                                             (吉和郷など:18年1月12日撮影)

 雪は午後弱くなるとの予報に、戸河内・吉和郷へ立ち寄った後、芸北・八幡へ行く段取りにした。吉和郷は合格点、気分を良くして戸河内を出た途端、渋滞にはまった。大型トレーラーがスリップして国道を塞いでいた。「開通の目途は立たない」と警察官はつれない。撮影終了はもったいないので、筒賀、吉和へ変更した。明日と明後日は「とんど」の準備と本番だから、芸北へは行けない。その後はグッと暖かくなる予報、おいおい芸北はいつになる。

1428通行止181126 
倒木処理かと思ったら遠くにトレーラーが見えた。この二日間で脱輪した車を見たのは6台目

7785吉和郷181122 

1393吉和郷181123 

1418吉和郷181125 

1386鱒溜ダム181121 
吉和郷と鱒溜ダム。降るなら降って欲しいが、小さい雪が舞い、撮り難かった

1439坂原181127 

1443坂原181128 

1454坂原181129 
吉和との境、筒賀・坂原。大きな集落ではないが、題材は多い。雪は耕作放棄地を覆い隠す

1463吉和1811210 

1469吉和1811211 

1487吉和1811212 
吉和。上の2点は好きな場所。3枚目が本日1番のお気に入り。木立に隠れた家が、もう少しだけ見えてくれたらと思っても、致し方ない

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大雪(板が谷など:18年1月11日撮影)

 一晩で40センチ。坪野で暮らしはじめて一番の大雪だろう。朝から芸北へ向かうつもりだったが、除雪が間に合わないだろうから、昼からの出発にした。雪は降りやまず、戸河内・松原を過ぎるとたびたびホワイトアウトに包まれた。ライトをつけ、ハザードランプを点滅して停車しても不安になる。視界が開けると、20メートル先に対向車が止まっていた。撮影どころではなく、エネルギーの8割は運転に使ってしまったようだ。芸北八幡は諦めた。明日にしよう。

1252大雪181111 
一瞬日が差した。この後、雪を払ったが、昼までにまた10センチ積もった

1274大雪181112 
津浪。小さな雪が降っている。このときは降ったり止んだりだろうと思っていた。この先の大苦戦

1304大雪181113 

1310大雪181114 
板が谷。日が差したのはここが最後、それもごく短時間。午後になると木の雪は落ちるのが普通だが、お陰で形よく残った

1312大雪181115 
松原。急に右から雪が飛ばされて来た。慌てて車の窓を下げ、運転席から体をひねって撮った

1313大雪181116 
松原。今日はこんな感じの風景を狙ったのだが、思うようにはいかない。こんな日もある

1327大雪181117 
橋山。雪に霞む民家を探していると真新しい立派なポストがあった。建物との対比が面白い

1335大雪181118 
温井ダム。雪が止み、雪をまとった山の木々が鮮明に現れた。橋の上からの撮影、この後すぐまた雪

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雪降りしきる                                             (三段峡など:17年12月12日撮影)

 これまでに雪は降ったが、「たまたま会」のDVD制作や「さんけん新聞」の編集、草刈り隊の作業実績と収支の集計などがあり、撮影は後回しになっていた。昨夜から雪、冬本番になったら立ち入れないので、今季のスタートを三段峡に決めた。墨絵のような峡谷を思い描いたが、細かい雪が絶え間なく降って苦戦、期待外れになった。収穫は、正面入り口で積雪10㌢ぐらいなら、徒歩約30分先の「ぐるの瀬」あたりまで安全に入れるのが確認できた点だ。

0829三段峡1712121 
姉妹滝。凍結するのなら撮ってみたいが、入り口から近いものの、探勝路は命がけになる

0845三段峡1712122 

0863三段峡1712123 
 
0906三段峡1712125 
雪が枝を飾り、このときならではの光景が続く。厳冬をくぐり抜けるのだと思うといとおしくなる

0878三段峡1712124  

0931三段峡1712126 
探勝路の山側の断崖や岩からツララが下がる。割れ目の氷が何年もかかって岩を落とす

0964三段峡1712128 
ぐるの瀬から見上げた「天狗ガ岳」。やっと撮れた断崖だが、仰ぐとそそり立つ迫力が出ない

0935三段峡1712127 
入り口からずつと、けさ歩いた小動物の足跡があった。山を歩くより楽だが、先に食べ物があるのか、ねぐらがあるのか。三段峡を知り尽くした住人ではある

0980梶の木1712129 
帰路、梶の木。重い雪で竹が道路に覆いかぶさる。竹の粘りに感謝だ。

1018寺領17121210 
帰路、寺領。特産の柿・祇園坊が収穫されず残っていた。地元の人に聞くと「今年は育ちが悪く、規格外が残った」とのこと。野鳥や猿の栄養源になる

1076加計17121211 
加計の市街、杉の泊から下る道から。安芸太田町は山に囲まれ、へばりついて生きてきたのが分かる風景だ


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最後の輝き                                           (温井ダム:17年11月21日撮影)

 文化産業祭で借りたパネルを加計体育館へ返却し、安芸太田フォトクラブの写真展を撤収した後、温井ダムへ走った。もう、紅葉は無理だろうと半分は諦めていたが、最後の輝きを見せてくれた。終焉も捨てがたい。撮影するポイントは毎年ほぼ同じになるが、被写体の手前の木が段々大きくなり、撮れなくなる場所が増える。今年の秋写真は、手すきの時間が少なくて、しかも一気に冬が来てしまい、消化不良になった。雪の前の冬枯れを探そうか。

0623温井ダム1711211 

0638温井ダム1711212 

0653温井ダム1711213 

0666温井ダム1711214

0672温井ダム1711215

0681温井ダム1711216
温井ダム。撮影開始が3時前だから駆け足状態になった。幸い雲がなく、待ち時間なし

0716猪山1711218 
猪山地区へ足を伸ばしたが、日蔭が多く撮る気は失せていった。坪野の柿は全滅だったのに、猪山は豊作だった
                        ◆
 帰り道、滝山川発電所近くで鉄塔の解体工事に出くわした。了解を取って撮影。作業現場は温井ダムへ上がっていく国道の高さとほぼ同じで、ドローンか、ヘリから撮ったような写真になった。2本の命綱を頻繁に架け替えながら移動し、4人の息を合わせた仕事ぶりはプロそのものだ。地上で徹底的な訓練を受けたのだろうと思われる安全第一の作業ぶりには感心した。撮影より、彼らの身のこなしに見入った。礼を言うと、「はーい」と若い声が返って来た。

0731高所作業17112111 

0737高所作業17112110 
国道には運よく近くに退避場所があって車が止められた。こんな写真を撮れる条件は、日本全国滅多にないないだろう。しかも、この日この時だけ

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