楽農楽写Z

西中国山地の風景だけを撮影する団塊男が定年後、広島県安芸太田町に休耕田付きの民家を借りて、田舎暮らしを楽しんでいます。豊かな自然を紹介しながら、地域の情報を発信します。       

朝の日差し(吉水園:18年6月3日撮影)

 快晴の日、加計の県名勝・吉水園の撮影は必ずしも好条件ではない。観光客は多いし、嫌な影が出る。一般公開は6月と11月の2回、9時ごろ開園されるが、朝の光線を確認するため7時半過ぎの入園を昨日、関係者にお願いした。陽は予想とは違った方向から上がった。庵の茅葺き屋根は斜め後ろから軟らかく照らされ、刻々と表情を変えた。1時間半、園内を独り占め。観光客や写真愛好家が入園する頃には撮影終了した。秋の陽はどうか、楽しみだ。

3194吉水園18631 

3219吉水園18633

3244吉水園18634 

3281吉水園18636 

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吉水亭の茅葺き屋根9景。1枚目が7時38分、最後が8時57分

3210吉水園18632 

3261吉水園18635 

3375吉水園186311 
吉水亭の向きと池の配置に、陽が差す角度を組み込んであるのだろうか。一般公開は9日、10日も、入園料200円

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集落巡り                               (安芸太田など:18年5月30日撮影)

 昨日30日、田植えが終わった集落を巡った。里山の美しさを探す撮影ではない。草が生い茂り、休耕田が増えている風景を抑えておきたかった。集落の衰退は一様ではない。見事に草刈りがされている地区もあれば、草木に飲み込まれそうな地区もある。しっかりした家でも庭先の草が伸びていて、人が歩いた跡がなく空き家だと分かる。「赤字のコメ作りですよ」。心意気だけに頼る水田風景は、あと5年、10年で一気に消え去りそうで、重くのしかかる。

 長編です。飛ばし飛ばしどうぞ。撮影の後、NPO法人・さんけんの総会と懇親会があり、疲れ果てて、ブログを書くのが一日遅れになりました。

2937坂根185301 

2944田野原185302 
加計・坂根(上)と田野原。坂根では休耕田が増えていた。写真の場所はいつまでも田んぼであってほしい。田野原では写真の3枚だけになっている

2953周川185303 
加計・周川。田植えが終わった田んぼと草を刈った休耕田、草が伸びる田んぼがパッチワークのようだ

2954長笹185304 
豊平・長笹。道路脇の庭先はお花畑のように手入れされていた。定年になった夫の実家へ帰られた奥さんは「田舎が好きなんです」と笑顔だった

2960長笹185305 

2964長笹185306 
豊平・長笹。高原状の地形に拓かれた集落は空が近い。草刈りも行き届いていて、休耕田も比較的少ない

2980戸谷185307 
豊平・戸谷。庭木も含め、旺盛な雑木が母屋を包み込む。静かに眺めるだけ、花がわずかに慰めてくれる

2984鶉木185308 
豊平・鶉木。休耕田が多い。里山風景に見せるアングルはそんなにない。草刈りのエンジン音が響く

3010鹿篭頭185309 
戸河内・鹿篭頭。昨年の稲の切り株が残る休耕田。草はほとんど生えていない。圃場整備された水田はそのうち野に返る

3015鹿篭頭1953010 
戸河内・鹿篭頭。アヤメが野になった田んぼに付き添う。いつか雑木林になるのだろう

3022鹿篭頭1853011 

3030鹿篭頭1853012 

3031鹿篭頭1853013 
戸河内・鹿篭頭。家の近くの田んぼには水が張られていた。雑草防止だろうか。家の周囲は草刈りがされていて、懸命に維持されている

3034鹿篭頭1853014 
鹿篭頭で唯一田植えがされていた。敵陣真っ只中の砦のように見える。耕作者の気迫を感じる

3078猪山1853016  
戸河内・猪山。休耕田が少ない地区。雨の中、女性が畔の草を刈っていた。頭が下がる

3100寺領1853017 
戸河内・寺領。この冬の大雪で傾きがさらに大きくなったように思われる廃屋。蔦が攻め上がる

3111田吹1853018 

3118田吹1853019 
戸河内・田吹。役場近くの谷筋の集落。休耕田が多く、里山風景の撮影は難しい。20年前ならと思う
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いつもの風景写真を撮るには撮ったが、それほどワクワクはしなかった。

3061桧谷川1853015 

3129柴木1853020 
上は戸河内・桧谷川、ヤマボウシの咲き初め。下は戸河内・柴木、雨の後、霧が湧き立つ定番ポイント

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目に青葉(太田川など:18年5月7日撮影)

 朝から雨、長く撮影に出かけられなかったが広島へ帰る前に太田川近辺を走った。深い谷を霧が流れていい感じ。だが、いつしか自分もすっぽり包まれてしまう。加計・空谷集落へ立ち寄った。条件の悪い山田なのに今年も早苗があると、写す以上に嬉しくなる。半面、新たに休耕田になった田んぼを見ると、耕作者の思いが分かり心が痛い。家や田畑の周りの草が刈られていると、生まれ育った古里への愛着を感じさせる。目に青葉、植物が集落へ押し押せる。

2625太田川18572 

2609太田川18571 

2709太田川18576 

2723太田川18577 
霧の太田川4景。雨が強いと車内から撮る場合もあるが、この4枚は小雨に濡れながらシャッターを切った

2654空谷18573 
空谷。タイミングが少し遅れたがフジが迎えてくれた。見上げると多くのフジが咲いている。山が荒れている証だ

2686空谷18574 
空谷の最奥部。家の横の駐車場から休耕田になっているのではと思いながら山の方へ上ると、今年も田植えがされていた。いとおしくなる

2693空谷18575 
空谷、本日一番のお気に入り。代かきが終わった田んぼ。左の線は何なのか、いいアクセントになったと思うのだが

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桜撮り納め

 5日から入院なので今年の桜の撮影は今日が最後。午前は筒賀などを走り、午後は広島へ帰る途中に安野へ立ち寄った。雨が降らず、霞がかかったような日が続き、今年ほど気分が乗らなかった年はない。入院が長くなると、普通に体が動かせるようになるのは12日ごろだろうから、次の題材は芽吹きや新緑になる。畑も気がかり。毎日、午前と午後に水をまいた。小さな芽は出ているが明日から留守をする、少しでも雨が降って欲しい。

2516田之尻18431 

2542鮎ケ原18432 

2575筒賀18433 

2587筒賀18434 

2605大原18435 
太田川沿いを走って筒賀へ。次第に太陽が高くなり撮影が鈍った。最後の写真は戸河内・田吹。ヒノキの花粉だろう

8380安野18436 

8381安野18437 

8395安野18438 
安野。天候のためだろう、桜、花桃、レンギョウがピタリ揃って満開になった。5日には花吹雪か

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桜猛追

 安芸太田の加計辺りでは梅がそろそろ盛りを過ぎようとし、間を置かず桜が猛追している。写真が撮れていないので午前、近場を走った。霞がかかったようでシャキッとしなかったが、「桜前の春らしさ」が何とかなった。今年の桜は1週間か10日ぐらいペースが早い。つぼの地区交流センターの大桜も一気に3分咲きぐらいになった。湯来・湯の山のしだれ桜は7分咲きか、4月1日には「花の駅・安野」では花まつりがある。2日ぐらいまでが撮りどきだろう。

2357津浪183301 
津浪。爽やかな朝、ゆっくり畑仕事をする男性がいい雰囲気だった。梅は満開

2372香草183302 
香草。若い桜、年々大きくなっている。密集し過ぎていて近寄ると撮り難い

2388勝草183303 
勝草。人は住まなくなっても、花は必ず春を告げる。住んでいた人の思いを考えながら撮る

2392田原183304 
田原。お寺の屋根をもう少し広く撮りたいが、電柱が邪魔してこれが限度。それでも電柱が1本写っている。山には携帯用のアンテナが2本ある

2395木坂183305 
木坂。太田川からは高い位置にある集落。谷底と違って日照時間が長いので太陽光発電に向いているのだろう。耕作地はひどく荒れている

2420井戸183306 
井仁。標高が高く、まだ春は浅い。田んぼでは米づくりの下準備が始まっていた

2423坪野183307 
昼前に坪野へ帰って来た。8時ごろだったら雰囲気は全く違ったかも知れない。寺の屋根は風景に溶け込む

8312湯の山183308 
湯来・湯の山。1、2日で満開だろう。ただ、立ち入り禁止区域が増え、周辺の整備も十分でなく、撮影ポイントは減っている

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