楽農楽写Z

西中国山地の風景だけを撮影する団塊男が定年後、広島県安芸太田町に休耕田付きの民家を借りて、田舎暮らしを楽しんでいます。豊かな自然を紹介しながら、地域の情報を発信します。       

田んぼ数々

 晴天続きで、苦戦しているのではないかと案じたが、流石、田舎の安芸太田フォトクラブである。例会には多くの田んぼ作品が集まった。田植え前から活着した苗が並ぶまで、日ごと変化する農村風景が捉えられている。山に囲まれた地域だから変化に富んだ水鏡が現れる。身近に題材を発見する面白さを、クラブ員が感じているのではと思う嬉しくなる。6月は写真になる季節だ。アジサイ、ヤマボウシ、天霧、吉水園・・・。好調だった5月以上を期待したい。

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上位に選ばれた作品を川・森・文化・交流センターのロビーに展示するクラブ員

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上位に選ばれた作品

左上=濃い青の田んぼが印象深い。活着した苗を初々しく捉えた。町の写真愛好家には
     里山らしくないと不満だろうが、身近な風景の魅力を見つけるのも大切だと思う

左下=こんな場面に出くわしたら、思わずニタッとすること間違いなし。藁屋根を隠す右の
     建物が悔しいが、致し方ない。花は毎年同じではない。来年も訪ねて欲しい

右上=正確に、美しく植えられた苗がラインを描く。コメ作りをする人が見たら「植え方が
     うまいなぁ」と感心するだろう。映り込む山が苗を引き立てる

右下=遊園地で童心にかえるお年寄りの表情が全てだ。左の女性の表情もいい、タイミング
     もバッチリだ。左右と下をトリミングしなくてはいけない

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ドピーカン                                           (戸河内・松原など:17年5月14日撮影)

 田植えや家事などの都合で、3人が撮影会へ参加出来なくなって5人に。田舎の写真クラブならではだ。戸河内あたりは深緑になりつつあるが、芸北は新緑だろうと思い臥竜山をめざした。午後1時出発にしたが、ドピーカンで条件は悪い。集落の田植えが終わったばかりの田んぼが救ってくれた。日が十分に残る午後5時、「これで終わりですか」の声があり、ダメもとで松原へ寄り道した。すると本日一番の風景があり、気持ちのいい締めくくりになった。

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戸河内・板が谷。休耕田が増えているが、ここだけはまとまって田植えがされている。撮っておかないといつ見られなくなるかも知れない

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深入山山麓。クヌギがやっと芽吹きから新緑になり始めていた。爽快な森林浴

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戸河内・小板。田植えがはじまった。苗が伸びたころには山は緑一色になって、写真的には面白くないだろう。中山間地の貴重な風景だ

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臥竜山。雨模様なら他にも写真愛好家がいただろうに。車2台のうち1台は軽トラ、田舎のクラブらしい

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戸河内・松原。田植えがツツジにギリギリ間に合った。風も弱く、水鏡にはいい条件

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春爛漫

 安芸太田フォトクラブの例会は4月から夏時間の19時開始になる。太陽の出入りが生活に影響する田舎ならではの配慮である。18時に来る人がいるかと心配したが杞憂だった。欠席者も作品を提出していて、テーブルは「春爛漫じゃねぇ」になった。上位10点のうち9点が安芸太田町内の作品、1点は撮影会での湯来・湯の山だから、地元密着クラブの本領発揮だ。私の知らない場所もあった。こんなとき「(場所は)言わりゃあせん」で爆笑になる。

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投票段階で話が弾み、投票用紙にお気に入りの番号が記入されるまで時間がかかる

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上位に選ばれた作品

左上=湯の山のしだれ桜。白い両サイドは気にかかるが、横位置だと致し方ない。展示の関係
     上、縦位置写真はほとんど出品されない。縦位置の額を用意しようか

左下=与一野のしだれ桜に合わせて展示された案山子。桜が欠けているのが残念だが、それ
     よりユーモラス優先。転がっているビールの空き缶にちなんで題名は「花見じゃ~」

右上=夕陽に桜が微妙に映えている。三角の山は、地元なのに撮った本人も初めて知ったそう
     だ。桜が教えてくれた「誰にも言わりゃあせん」撮影ポイント。でも教えてしまう

右下=筒賀・井仁。棚田で田植えの準備が始まった。「田ごしらえ」と言う。これから風景が日々
     変化するから、いつでも題材になる。作品らしく撮ろうとしない、自然体がいい

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雨中(与一野など:17年4月17日撮影)

 地域住民の受け入れが終了したので、しだれ桜の戸河内・与一野で開いていた写真展を撤収した。折角の雨、まだ散ってはいないから、渡りに舟の臨時撮影会になった。漂う霧を願ったが思うようには出ず消化不良気味になった。だが、雨の写真は少ないから、それはそれで納得しよう。雨を狙う写真愛好家に出会うかと思ったが誰もいなかったのが意外だった。帰り道は温井ダム経由、雨はますます強くなり、撮影は難しくなった。滝山峡は春紅葉最高潮。

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与一野。撤収作業前にはわずかに霧が流れていたが、いざ撮影になると出なくなった。手持無沙汰のクラブ員

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寺領。帰り道、桜に引き寄せられて立ち寄ると、郵便配達員が偶然に走り、慌ててパチリ

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温井ダム。雨が音を立てて降りだして、撮影意欲は失せてしまった。春紅葉が輝けばウキウキしたのに

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日差し待ち                                          (安芸太田:17年4月12日撮影)

 安芸太田とあすなろの両フォトクラブ合同撮影会は、平日でもあり参加者は8人。日差し待ちの時間が多く、若干苦戦気味になった。花の駅・安野では桜の満開が遅くなり、他の花と咲くタイミングが合わず、例年ような春爛漫にならなかった。湯の山のしだれ桜は満開、津浪の花は撮りごろで申し分なし。締めは戸河内インター近くの桜並木、現天皇の成婚記念で1959年に植樹され、樹形が立派だ。桜の向こうの遠くの山にはわずかに雪が残っていた。

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集合場所の安野。昨日に続いてなので、ワクワク感が起こらないのは仕方ないか

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湯の山のしだれ桜。撮影に来るのは早朝か、雨の日が多いので、曇りの午前11時ごろだと狙いが難しい

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津浪。1枚目の写真の屋根は、昨日の壁紙に写っている民家だ。反対方向からだと趣が全く変わる

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戸河内インター横。花見用の提灯が下がっていてアングルが限られたのが残念。撮影中、高齢者施設のお年寄りが花見に来られた

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戸河内インターを降りるとこの時期、正面に雪の尾根が見える。桜がもっと早く咲いていたら、雪も多かったろうに。大トリミング

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撮影終了、近くで大きなシイタケを格安で売っていた。一人が買うと次々購入

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