楽農楽写Z

西中国山地の風景だけを撮影する団塊男が定年後、広島県安芸太田町に休耕田付きの民家を借りて、田舎暮らしを楽しんでいます。豊かな自然を紹介しながら、地域の情報を発信します。       

田んぼに 空に

 台風のせいで撮影会が中止になり、出品数を心配したが、安芸太田フォトクラブの例会は、実りの田んぼや大きな空、大胆に切り取ったコスモスなどが出揃った。浅い秋のこの時期にしては合格点だった。遠くへ出かけた作品は芸北・八幡ぐらいで、ほとんどが住んでいる近くだ。現場に立ち会ってみたい題材もあって、「地元の強み」をつくづく感じる。「10月の撮影会は」、「天候によっては朝早くですよ」。冷え込み、鮮やかな秋本番を期待しよう。

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上位10点に入る作品が、一人に偏る場合がある。「今日は〇〇さんデーじゃねぇ」。

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上位に選ばれた作品

左上=杉と竹の林から朝日が、空き家の屋根に差し込んだ。稲が色づいていたら一層秋らし
     さを表現できた。こんな場面に出会い、さぞドキドキしただろう

左下=出荷用の露地白菜の畑。変形した田んぼに沿って畝が曲がり、ビニールの覆いが造形
     になった。今では白菜が育って見えなくなったと言う。撮るタイミングは限られている

右上=実った稲、杉林、形のいい雲。役者がそろった。よく見ると稲が倒伏したため、数株
     をまとめて縛っている。農家の苦労が忍ばれる。アップでも撮りたかった

右下=漂う霧を朝日が染めた。自宅の近く、作者の領土のようなもので、他人はむやみに立
     ち入らず、お任せしよう。鉄塔など気にすることはない

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盛況

 最近、安芸太田フォトクラブの例会出席者が少なくなっていて、さらに、この暑さだからどれだけ作品が集まるか心配だった。だが、昨日は予想に反して人数も、作品も多く、何より賑やかさが合格点だった。孫の写真や水遊び、夏空の風景、ファインダーが汗で濡れただろうと想像できる蝶など、バラエティーに富んだ作品が並んだ。9月は稲刈り、彼岸花、コスモスに加え、「しわいマラソン」など、安芸太田には身近に素材がある。残暑は厳しそうだがファイト。

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人数が増えたので、久しぶりに投票となった。上位に入った10作品は右のテーブルへ並ぶ

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上位に選ばれた作品

左上=タイミングも、アングルも、羽の姿も、バック処理もうまくいった。45分間粘ったという。
    この暑い中、心意気には脱帽する。作者には、記憶に残る作品だろう

左下=寝返りが出来始めた孫。顔が前にガクンと落ちたり予想がつかない動きをしたりする中、
    目も、口も表情をバッチリ捉えた。這いつくばっている作者を想像すると微笑ましい

右上=水玉が乗ったハスの葉。水玉がこんな乗り方をするか不思議な造形になった。バック処
    理もよく、画面が簡略化された

右下=空気が澄み切り、空が映り込んだ湖面が爽やかさを感じさせる。温井ダムとは思えず、
    信州か北海道をイメージさせる。
いつでも撮れそうだがそうはいかない

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3人

 家庭の事情や体調、仕事などの都合が重なって、安芸太田フォトクラブの例会参加者は、始まって以来のわずか3人になった。出品数がロビーに展示する10点に達するかどうか心配したが、写真を届けた欠席者があってセーフ。作品のレベルもまずまずで、なんとかピンチを切り抜けられた。「ワイワイにぎやかな例会が楽しいんよねぇ」と、日頃のストレスの解消になっている側面がある。秋ぐらいまでには出席できるようになってほしい。

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例会の前に、先月の作品を額から取り出す作業がある。ということは、例会後には額に入れる作業があるわけだから二人は忙しかった

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選ばれた作品

左上=びっくりするような所へ出てきた夏の客。お寺の本堂だ。抜け殻の両方へピントを合わ
     せるのは難しかったのかも知れないが、撮った全部のカットを見てみたい

左下=増水した滝山川。大雨でいつもとは表情が一変した川を見ると撮影したくなる。山の形
     や左の建物で場所が特定できるのも大切な要素。霧の出ぐあいもいい。ただ安全第一

右上=かけ納涼まつり。何ともいい家族の情景だが、ピントが甘いのがいかにも惜しい。画質
     の荒れを恐れず、ISO感度をもっと上げるべきだった。来年もぜひ挑戦を

右下=モノクロ、筒賀の大銀杏。大きな木を大木に撮るのは難しい、背景の鳥居と神社が大銀
     杏を引き立てた。午後の日差しがライトアップかと思わせて成功した

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日照り?

 梅雨に入って雨が降らず、写欲が沸かなかったのか、シャッターがはかどらなかったようだ。安芸太田フォトクラブの例会出品数は21点にとどまった。茅葺き屋根が新しくなった吉水園が多かった。川・森・文化交流センターのロビーに展示する作品は10点だから、半数を選ばなければならない。投票にすると偏るので「順番に一人1点をピックアップ」する方式にした。「ありゃ、私もそれだったのに」となって、後になるほど悩ましさが増したようだった。

   
※例会は昨夜でした。あまりの眠気のため1日遅れの掲載になりました。

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ピックアップされた作品は右端に集められ、テーブルは歯抜け状態になった

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上位に選ばれた作品

左上=何枚も撮ったが、ぶれずにピントがあったのは数少なかったという。バックのボケがいい
     雰囲気になった

左下=上の田んぼから覗き込んで見つけた。苗の影が面白い。3列ぐらいにして横幅を広く入
     れたら、もっと良かったかもしれない

右上=池に写った吉水園の茅葺き屋根。これほどクッキリ撮れるのは時間帯が関係するよう
     だ。見た人が「さかさま」と勘違いしないよう、題名は「池に浮く」とした

右下=午前6時前、芸北の田んぼ。別荘の近くだそうだ。もやのような朝霧が漂った。見た目は
     もっと幻想的だったのではないか

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田んぼ数々

 晴天続きで、苦戦しているのではないかと案じたが、流石、田舎の安芸太田フォトクラブである。例会には多くの田んぼ作品が集まった。田植え前から活着した苗が並ぶまで、日ごと変化する農村風景が捉えられている。山に囲まれた地域だから変化に富んだ水鏡が現れる。身近に題材を発見する面白さを、クラブ員が感じているのではと思う嬉しくなる。6月は写真になる季節だ。アジサイ、ヤマボウシ、天霧、吉水園・・・。好調だった5月以上を期待したい。

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上位に選ばれた作品を川・森・文化・交流センターのロビーに展示するクラブ員

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上位に選ばれた作品

左上=濃い青の田んぼが印象深い。活着した苗を初々しく捉えた。町の写真愛好家には
     里山らしくないと不満だろうが、身近な風景の魅力を見つけるのも大切だと思う

左下=こんな場面に出くわしたら、思わずニタッとすること間違いなし。藁屋根を隠す右の
     建物が悔しいが、致し方ない。花は毎年同じではない。来年も訪ねて欲しい

右上=正確に、美しく植えられた苗がラインを描く。コメ作りをする人が見たら「植え方が
     うまいなぁ」と感心するだろう。映り込む山が苗を引き立てる

右下=遊園地で童心にかえるお年寄りの表情が全てだ。左の女性の表情もいい、タイミング
     もバッチリだ。左右と下をトリミングしなくてはいけない

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