楽農楽写Z

西中国山地の風景だけを撮影する団塊男が定年後、広島県安芸太田町に休耕田付きの民家を借りて、田舎暮らしを楽しんでいます。豊かな自然を紹介しながら、地域の情報を発信します。       

閉校(町立3小学校:17年2月18日撮影)

 安芸太田フォトクラブの撮影会は趣向を変えて、昨年春に閉校した安芸太田町立殿賀、津浪、修道の3小学校の校舎内にした。いつもとは違う被写体に不安そうだったクラブ員は、ときを忘れ少々興奮気味にシャッターを切っていた。地図や五十音表、注意事項など、子供たちの息吹を探したが、思いのほかきれいで少し残念。反射する木の廊下は、自分の子どものころを思い出し、嬉しくなる。壁に飾られた卒業制作の作品からは、声が聞こえるかのようだった。

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殿賀小学校。1875年(明治8年)創立。1984年の建設で廃校にするにはもったいない。プラネタリウムの設備もある。卓球台が寂しそうだった

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津浪小学校。1874年(明治7年)創立、1964年新築。一気にディープな昭和に引き込まれる

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修道小学校。1872年(明治5年)創立、1956年新築。図書室には柔らかい冬の日が差し込み、子どもたちが寝そべって読んでいたらメルヘンの世界だ

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雪景色オンパレード

 流石に県北、雪景色のオンパレード。11月、12月が寂しかっただけに41点の出品があった安芸太田フォトクラブの例会は賑やかだった。番号札は40枚しかないから、誰かに1点を納めてもらうのだが、今日は特別サービスで「41番」の札を作った。雪の白さやディテールの表現に苦しんだ作品が多く、「見た目のように写真は撮れない」難しさを実感したようだ。風景だけでなく、部分を切り取った作品が少なかったのも課題。冬はもう1カ月ある。挑戦してほしい。

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選考された作品は奥へ集められ、番号札が残る。実は、ずらり41点並んだ写真を撮り忘れた

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選考された作品

左上=田んぼの縞模様に遠くの雲海。谷が深い安芸太田町の隣町だが、高原のような風景
     になった。日の出から狙うとまた違った雰囲気になるだろう

左下=撮影会での作品。雪がなかったら写真にならない場所、年に一度の化粧である。地
     元の人に「こんな美しい場所があるとは」と思わせるはずだ

右上=霧が湧き立つ井仁の棚田。霧の形が様々に変化しただろうが、「都合があって短時
     間の撮影だった」とのこと。地元に住んでいればこその作品だ

右下=温井に住む佐々木さん独壇場のダム作品。初雪の朝、堰堤の下流側に霧が湧き立っ
     た。山の頂上が中途半端に切れたのが惜しい

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雪化粧                                           (戸河内・吉和郷など:17年1月21日撮影)

 朝日が雪化粧した木々を浮かび上がらせた。安芸太田フォトクラブの撮影会は、集合場所の戸河内インターを出発して1.5キロの太田川沿いで、早くも車を止めた。一冬に何回もない光景の出現だった。芸北へ行く予定にしていたが、太陽の熱との闘いになるから、時間がもったいない。急きょ、戸河内・吉和郷へ方向転換した。この判断が大成功、見とれるような風景の連続だった。その後、芸北をめざしたが曇天小雪。しかし、八幡へ着くと雲が切れ、大満足。

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戸河内・土居。旧国道からの撮影だから地元の人がたまに通るだけ。クラブ員の岩城さんの領土を侵犯した

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戸河内・本郷。重い雪が降ったときの定番ポイント。このときだけ絵になる

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戸河内・吉和郷。樹上の雪は青空に、はかない命。落雪に注意しながら急げ急げ

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吉和郷。縦と横、どちらがお好み。私は落ち着いた雰囲気の横が好きだ

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思い思いに素材を探すクラブ員。画面のボケは落雪の水滴のため。「レンズの水滴に気を付けてくださ~い」と呼び掛けた

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上は鱒溜ダム、下は打梨。深いV字谷の対岸、川の蛇行によって日の当たり方が変わってくる

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聖湖。湖面は全面真っ白、流れ込む柴木川にわずかだが模様出来ていた

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芸北・八幡。到着したとき臥竜山は見えなかったのに、徐々に姿を現し、たまに日差しが流れていった。修整しているので実際よりすっきり見える

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クラブ始まって以来

 やって来ない冬が打撃になり、撮影会の見送りが追い討ちをかけて、安芸太田フォトクラブ始まって以来の「低水準例会」になった。出品点数は何と13点、うち6点が私の写真だから見るも無残である。無理もない。この冬、ギンギンに冷え込んで大霜になった朝があったろうか、16日のまとまった雪も後が続かなかった。四季の風景や美しい自然だけでなく、季節感のない素材を写真にする面白さもアドバイスしなければ、とつくづく思った。
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13点の中から、「川・森・文化・交流センター」のロビーに展示する10点を選ぶ例会になった

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努力がうかがえる4点

左上=カメラ位置が難しかったのではと思う。屋根がもう少し大きく入っていればよかった。ベタ
     ベタした重い雪だったので柿が綿帽子をかぶったようにならなかったが、撮らないことに
     は作品にならない
左下=雪が融け、湿気いっぱいの午後、陽が当たって湯気のような霧が沸き上がった。モヤッ
     とした感じで、しかも短時間で薄くなっていく。あれこれ考えずにシャッターを切るしか
     ない。中央の紫が変化を与えた
右上=霧に霞む山を従える民家。「どうだ、こんな所に住んでみたいだろう」と言っているよう
     だ。西中国山地は山深い谷筋に民家が散らばっている。民家を点景にすると、単なる風
     景写真ではなくなる
右下=雨が多かった今年の秋の稲刈りを
コンバインの跡が示している。雪が少し降っていたら、
     面白さがもっと強調されただろう。その際は田んぼのすぐ近くまで下りて、広角レンズで
     狙いたい

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撮影会なしが影響?

 11月はイベント日程が詰まり、安芸太田フォトクラブの撮影会が出来なかった。そのためか出品数が少ない例会になった。それでも皆さん、家の近くや一人で出かけて秋を追っていた。最近、安芸太田町内の写真が増えているように思う。いい傾向だ。それにしても今年の秋は、スカッと晴れた日が少なく、撮影のタイミングが合わなかったのではないか。それに紅葉が冴えなかった。また来年、といったところだ。12月の撮影会は雪に合わせたい、降って欲しい。

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時間を間違って30分遅れで到着した岩城さんは、作品を並べながら恐縮しきり。今日は投票ではなく合評に変えた

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選ばれた作品。

左上=深入山の「いこいの村ひろしま」側登山口。午後の柔らかい日差しにススキが光って、
     
気持ちのいい作品になった。散策する人になったような気分になる。

左下=屋根が葺き替えられた吉水亭。庵の趣は減ったが、必ず抑えておかなくてはならない
     写真だ。両サイドの幹が切れているが、どちらか一方の姿を出したかった。

右上=吉水園のモミジ。画面いっぱいに捉えて迫力がある。幹と枝のシルエットもいい感じに
     なった。難点は背景に写っている民家、カメラ位置を変えて少しでも隠したい。

右下=筒賀の大銀杏。落葉を投げ上げる子供たちの写真はよくあるが、背景を広く写し込んで
     銀杏の大きさを表現できた。秋の日差しのたっぷり感が何よりだ。

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