楽農楽写Z

西中国山地の風景だけを撮影する団塊男が定年後、広島県安芸太田町に休耕田付きの民家を借りて、田舎暮らしを楽しんでいます。豊かな自然を紹介しながら、地域の情報を発信します。       

でんでん

 シン君が国会で答弁した「でんでん」が、ネット上で笑いものになっている。地上波のニュースでは取り上げていないと思うが、ある人のブログで、シン君が「云々(うんぬん)」を躊躇なく「でんでん」と読んだのを知った。アソウ君のみぞうゆう(未曾有)やふしゅう(踏襲)を思い出した。実際の答弁映像を確かめたくて、「安倍 でんでん 動画」で検索すると、傑作映像があった。「猫でんでん」は素直に笑わせるし、「総統閣下は訂正でんでん」の構成力には脱帽した。

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「総統閣下は訂正でんでん」(ユーチューブから)。消費税先送り、天皇退位、憲法解釈、共謀罪などを巧みに取り入れて、シン君内閣の手口を浮かび上がらせる

 庶民が「異議あり」を主張するとき、昔は落書きという手があった。川柳も、替え歌も、ときには浮世絵も道具に使われた。シベリアで雨傘を持っている人に理由を聞くと「モスクワでは雨が降っているから」というソビエトの小話は、統制国家の姿を皮肉った。政治や世の中に切り込む視点があれば、ネットはこれまでにない有力な道具になる。ネット情報は玉石混交だが、予定調和の既存メディアだけに頼っていては、為政者の思うがままになる危険性がある。

追記:「でんでん」発言について問われた政府関係者は、「伝々の読み間違いだろう」とかばったそうだが、そもそも「伝々」は漢和辞典にのっていない。恥の上塗りだ。「でんでん」と聞いて思いつくのは「でんでん虫」と「電電公社」ぐらいだ。

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試合終了

 トランプ君の「永久離脱」に対して、シン君は「引き続き理解を求める」。アメリカチームはもうシャワーを浴びているのに、シン君率いる日本チームはベンチに座って、「延長戦をしてくださいよ」と、駄々をこねている子どもに見える。トランプ君はTPPからの離脱を昨年11月に決めていたのに、何の準備もせず、不都合なことには目をつむり、「日米同盟が基軸」と唱えるだけのシン君は思考停止状態だ。大統領令への署名の重みが分かっているのだろうか。

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「シン君一強」と言われているのは国内だけ。錯覚してはいけない、当選後最初に会って「信頼できる人だ」とおべんちゃらを言ったのに、いきなり足蹴された  (NHK-TV)

 トランプ君の標的は中国だが、TPPが消滅して喜んでいるのは中国だ。厳しい交渉になるがアメリカと1対1で対峙できる。世界をハンドリングできるチャンスだと思っているかも知れない。シン君は超大国が決めたことに、ついて行くだけになる恐れさえある。アメリカには、ときに煮え湯を飲まされる。ドルと金を切り離したドルショック、プラザ合意、お爺ちゃんが肘鉄を食らった「米中国交回復」。そして孫のシン君はTPP。「日米同盟が基軸」は呪文に過ぎない。

 貿易の自由化、経済のグローバル化は、政府が国益を守り、自国を有利にしようと交渉するが、結果的には大企業が金をため込むだけになった。「アメリカの国と国民が白旗を上げた」のがトランプ大統領の誕生だ。分かりやすい話がある。北米自由貿易協定でアメリカの農産物が安くメキシコに入り、食えなくなったメキシコの農民がアメリカへ行き、低賃金で働き、白人アメリカ人の賃金が下がった。同じようなことは、日本でも欧州でも起こっている。

 ここ30年ぐらいでグローバル化、金融資本主義、新自由主義、新保守主義が世界を支配した。レーガン・サッチャー・クリントンであり、小泉・竹中・黒田であり、孫・柳井・・・・である。強い指導者、有能な経営者ともてはやされた人たちが作ったのが、巨万の富を手にする極少数と貧しい数十億人、戦禍が絶えない今のいびつな世界だ。前の時代が終わり、社会が、歴史が大きく曲がろうとしているのが、皮膚感覚として分かる。北極星を見失ってはならない。

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トランプ新大統領

 まさかの人がアメリカ大統領になる。政府、財界、日銀、株式・為替市場は呆然と立ち尽くすだけだ。「不都合な現実には目をつむる」のがこの人達の行動パターンだから、落選直前までクリントン以外には考えが及ばない。マスコミや調査会社がいかに信頼できないか、世論を誘導したのではないかとさえ感じる。あれほどの暴言をしたトランプの支持率がなぜ下がらないか、社会の現実を報道しなかった。ニューヨークとワシントン発の情報がアメリカではない。

 「クリントンは戦争屋のネオコン、強欲金融資本主義者の代弁者」「あこぎな資金集めをする利権屋・クリントン財団」と指摘するような情報・論調は日本の新聞やテレビには出てこない。わずかにネットで流れてくるだけだ。その一つが「藤原直哉のインターネット放送局」。藤原氏の分析を聞いていたから、この選挙結果になってもそれほど驚かなかった。むしろクリントンが大統領になったら、アメリカ社会はもっとひどい状態になるところだったかもしれない。

 アメリカの没落が始まったのが形で見える選挙結果だ。9.11をきっかけに中東へ攻め込んで15年、結局勝てず、外交は思うに任せない。もう世界の警察官の役割を果たす力はなくなった。巨大資本のグローバル企業は、アメリカ国家のためではなく自己増殖をするだけで、国民の貧富の格差は拡大した。子供のころ見たホームドラマ「名犬ラッシー」の豊かな中間層の存在は遠い世界になった。「再び偉大なアメリカを」というが、その先の形は全く見えない。

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当選確実になった後の演説。選挙中とは別人のような落ち付いたしゃべり方だった。少なくとも4年、不安を抱えながらこの顔を見ることになる  (NHK-TV)

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厚顔無恥3兄弟

 断言したのに約束が守れなくて、嘘をついたにも関わらず、「新しい判断」と言ってごまかす人がいれば、金で雇った人を「第三者」と言い、いかにも厳しい判断を受けたような場面を作って、「粉骨砕身頑張る」と開き直る人もいる。検察が不起訴処分にしたら急に健康を回復したのか、たっぷり休んで元気そうに「政務に復帰する」とにっこりする人もいる。厚顔無恥。昔からそんな人がいたから出来た四文字熟語だろう。驚くことは無いのかも知れない。

 最初の人は「道徳」が大好きな人だ。「嘘をつかない、約束を守る」は、わざわざ道徳で教えることでもない事柄なのにこの人は、日本全国へ生中継で嘘をついた。小学生が官邸記者だったら面白かったのに。次の二人は、検察と検察上がりの弁護士に力を借りた。「検察」の二文字のお墨付きががあれば、御代官様にひれ伏す「民百姓」のように抑えつけられると思っているのだろう。「検察村」の人たちは、こんなときに仕事をしなくて、いつするのか。今で・・・。

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顔が段々醜くなってきたように見える舛添知事。リオで五輪の旗を受け取りたいのだろうが、IOCも金まみれ   (テレビ朝日)

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涙を流して辞任したのに、検察の恐怖から解き放たれると顔は明るくなる。顔は嘘をつかない。秋には党の重要ポストに就くのでは   (テレビ朝日)

 政治資金絡みのスキャンダルが起きると、必ず「不適切だが、違法性なし」として片付けられる。裏を返せば法律が不適切なのだ。が、政治資金規正法の受益者が政治家本人だから、自分たちで骨抜き、ザル法に出来てしまう。夕方のニュースで二人の顔を見たとき、汚い言葉だがつい、「ナメクジが腐ったような奴じゃ」と言ってしまった。「そんなことを言ったら、ナメクジが気分を悪うするよ。でも、ナメクジは何かの役に立っとるんかねぇ」とは妻の弁。

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キャッチアイ

 「安倍記者会見 画像」で検索すると、眼光鋭く、目力いっぱいで演説するシン君がズラリと並ぶ。強いリーダー、確固たる信念を感じさせ、威嚇するような表情が多くある。これも情報操作の一つだと言えるが、「キャッチアイ」が大きな役割を果たしている。瞳の中に白い点を入れるように撮影する手法で、人物写真の基本技の一つである。写真の人物は声を出さないが、眼が口以上にものを言う。写真や映像はイメージ戦略の武器で、見る人に刷り込まれる。

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上から、他を寄せ付けない強いリーダー、確固たる信念、苦難に立ち向かう演出、そして4枚目は涙目。キャッチアイが表情の9割を語ってしまう

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キャッチアイがはっきりしないと、シン君独特の口の表情は、一転して締りがなくなる

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シン君は、原稿が投影されるプロンプターを歌舞伎役者気取りで読んでいる。そのプロンプターが目に映りこんで、キャッチアイの小道具にもなっている 


 口直し、いや目直しに女優さんのキャッチアイをどうぞ。比べて見ると、シン君のキャッチアイは薄気味悪くなってしまう。

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栗原小巻さんのキャッチアイは、いろんな事を想像させる。原節子さん、山本富士子さん、吉永小百合さん、山口百恵さんは、あなたも私も分けへだてなく、いつまでも見つめてくれる


 
 そして、キャッチアイがなくても、この人の「目力写真」は別格だ。シン君、1ラウンドでノックアウト。

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最後の1枚。夏目さんが撮らせたのかなぁ、カメラマンが注文したのかなぁ

※女優さんの写真は、「女優さんの名前 画像」で検索して、使用しています。


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