楽農楽写Z

西中国山地の風景だけを撮影する団塊男が定年後、広島県安芸太田町に休耕田付きの民家を借りて、田舎暮らしを楽しんでいます。豊かな自然を紹介しながら、地域の情報を発信します。       

里山・小河内

 ゴールデンウイークは行楽や撮影とは無縁で、実家の田んぼ仕事が最盛期になる。今日は次兄と甥二人、私の4人で代かき作業。変形棚田で効率は悪いが予定の作業を終えた。古里は広島市の北端、地名の小河内が示すように谷筋に民家が点在する。大字名がすごい。半径1キロに谷河内、三谷、横山谷、明見谷がある。休耕田になった田んぼはあるが、写真になる里山風景が残っている。サイクリストは来るのにカメラ愛好家を見ないのが惜しい。

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左下に耕運機を使う甥、その右の白い点が兄、右端にトラクターを使う甥。子どものころダム建設の話があった。東京の小河内はダムに沈んだが、川の水量が足りなかったのだろう、おかげで古里・小河内は残った

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しとしと雨

 久しぶりのしとしと雨、昨日までとはうって変わり、少し肌寒い。強い雨になりそうなので実家での代かきが中止になり、昼過ぎには坪野へ帰ってきた。ブログに書けるような記事がないときは、花に限る。国道脇のフジが気になっていたので傘を手に、ツッカケで出かけた。片手撮影だから不真面目と言えばそれまでだが、40分の集落巡りは気分がよかった。

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年々大きくなる国道脇のフジ。国道の上には旧JR可部線廃線敷があり、その間にある各種のケーブルが、フジにとって格好の棚になっている。そのうちバッサリ切らないと困ったことになる

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フジは品のある色でこの時期を彩るが、木々にとっては厄介者だ。フジに侵食された姿は、手入れの行き届かない山のバロメーターと言える

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空き地に咲く花。花の名前を覚えるのが苦手、おそらく咲き始めなのだろうと言うことぐらいしか分からない

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ネギ坊主。普段、カメラを向けることはないが、よく見ると見事な造形だ

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我が家の納屋の前のバラ。年に1度、伸びた枝を切るぐらいでほとんど世話をしていないが、よく咲いてくれる。満開あり、つぼみありで小雨とくれば撮りどきだ 

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春満開

 色がたっぷり、出品数は満席の40点。欠席者も作品は届けていて、安芸太田フォトクラブの例会は春満開になった。色に惑わされたのか、好きな写真を選んで投票する時間がいつになく長引いた。今やメジャーになった与一野のしだれ桜が4点あり、那須与一にちなんで「与一野の合戦じゃね」の声が上がった。地元に宝のような桜があるのはありがたい。

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何の冗談だったのか分からないが爆笑になった。並んでいるのは上位に選ばれなかった作品だが、この中から復活して川森・文化交流センターのロビーに展示された写真もある

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上位に選ばれた作品。右下は私の写真

 左上=家の近くの山に咲く桜に朝霧が流れた。「ドキドキしたでしょう」と、聞くと「すぐ
                には 車を止められず、撮れたのは2枚です」。チャンスはいきなりやって来
                る。メジャーな桜に負けていない

 左下=別府湾を染める朝日。有名な大型ホテルから撮った。小さな船がちょうど陽の
     光に 輝く中へ入った。旅行先で早起きして外を見ることはよくあることだが、何
     でもない 風景が新鮮に見えるものだ。それが朝日だったら撮るしかない。ラッ
     キー、ラッキー

 右上=与一野のしだれ桜。
バックが黒く落ちて夕方の光が浮かび上がらせた。与一野
     の桜は安芸太田フォトクラブにとっては絶対に外せない被写体だ。これからもあ
     らゆるバ リエーションで表現しなくてはならない

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桜撮り納め(芸北:14年4月24日撮影)

 広島の桜の締めくくりは芸北。午前6時に出発、長沢、橋山、空城、内黒を回った。予定では6時に長沢のしだれ桜で朝日を迎えるつもりだったが、寝坊してしまった。到着した時には15人近い愛好家が三脚を並べていた。山際に薄雲が広がり逆光が弱く、狙い通りではなかったようだ。次の橋山では数人が集まっていたが、どうしたことか雑談ばかり。刻々と雰囲気が変わる朝の日差しなのに不思議だった。以後は一人旅、やっぱり私にはこれがいい。

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長沢のしだれ桜。九州ナンバーの車もあるがほど人気がある。樹勢が弱くなっているように感じるが、頑張ってほしい

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近くの田んぼでは、早くも水がはられていた。こんな風景に出会うと急停車

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橋山へ行く途中の大規模林道脇。下の写真は、晴れの芽吹きどきが最高だろう

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橋山のしだれ桜。花の一部へ日が当たり始めてところで撮影終了。見た目の微妙な雰囲気はなかなか出せない

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橋山から空城の河野邸への途中、下の写真の建物は旧雄鹿原小学校空城分校。表札がそのまま残っている

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河野邸。大改装中で、秋には食事ができるようになるという。池も離れも風情があって、隠れた人気スポットになるかも知れない

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餅の木から横川へ。下の写真は魚切滝。何回も撮っているが、桜を撮ったのは初めてだ

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恐羅漢スキー場近く。その場に立つと春がいっぱいだったが、写真を見た人にその空気が伝わるかどうか

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内黒。山桜が満開、新芽もかすかに出てグッドタイミング。2、3日ずれたり、晴れていなかったりしたら撮る気になれないだろう

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裏庭へイカル

 1週間ぐらい前から、草を刈った裏庭へ見かけない鳥の群れが来るようになった。鳥に詳しい役場の栗栖さんに写真をメールすると、即座に「イカルです」の返事だった。衣装が綺麗なので撮影したくなるが、警戒心が強くてすぐ逃げる。台所の窓を少し開けてチャンスを待った。窓際までは近づけないので、カメラを振る角度が限られたが、何とか撮れた。鳥専門の人から見れば甘い写真だが。

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若芽の柿の葉に隠れて4羽いる。居間から正面に見える木で、いろんな鳥がよく止まる。周辺が見渡せ安全な木なのかもしれない

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裏庭で餌を探すイカル。奥から2番目が虫を捉えている

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10羽が降り立ったが集まってはくれない。右下の枝が邪魔だが、今日の強風で折れていたモミジの枝が落ちてきた

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仲良さそうに向き合っていたが、いきなり飛び立った。シャッターは切ってみるもので運よく画面に入っていた

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水回り

 3回目の実家の田植え前の手伝い、粗代作業が終わった。今日の仕事のポイントは水回りの造作だった。上から落ちてくる水を1枚目の田んぼに入れ、その田んぼが満水になったら次の田んぼへ流れ込むように、樋や堰で導いていく。流れる順序を見ると昔から苦労した場所だと分かる。棚田は見た目には美しい風景だが、見えない所に昔からの工夫が隠されている。

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水はまず手前の田んぼへ入り、次に右奥の田んぼへ流れていく。少しづつ改良した結果の形だが、コンクリートがなかった江戸や明治のころはどうやっていたのかと思う

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一昨年冬、兄と二人で作ったコンクリート水路。波板や土の畦(あぜ)で水路を作るのは手間のかかる仕事だった。右上から流れてきた水は奥の田んぼに入り、いっぱいになって手前の田んぼへ回るようになっている

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種まき&上土井さん

 妻と藤友さん夫婦が1泊。朝、弱い雨が止んで、1週間前に作っておいた畝へ野菜の種をまいた。大根、ニンジン、ホウレンソウ、小松菜、水菜、チンゲン菜、はつか大根、レタスの定番作物。作業時間は30分ぐらいか、ままごとのような「百姓イベント」だ。そのときちょうど、40年前から写真でお世話になっている上土井さん夫婦が来られた。二人乗りの可愛い車で芽吹き見物ドライブの途中。ご主人は88歳、年齢を感じさせない驚きのシルバーカップルだ。

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畑仕事用に長靴や割烹着、手袋、麦わら帽子は常備してある。ファッションは板についている

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ドライブの目的地は戸河内・深入山あたり。若いころから、上土井さんらと芸北へ撮影に通ったのが、今の私の暮らし方につながっている

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草刈り隊始動

 高齢の方や不在地権者の田んぼなどの草を刈って、部落の環境を守る「草刈り隊」が始動した。9人が参加して2時間。伸び始めたばかりの草なので刈りやすく、天気は爽やかで汗をかくこともなく作業は快調そのものだった。1カ所を年4回刈る予定で、出動回数は9月末までに延べ15回ぐらいになるかも知れない。隊員には自分の土地の草刈りもあるので負担は大きい。今日、登録隊員が一人増えて17人になった。ありがたい、仕事は大人数だ。

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壮観な草刈り隊の闘いだ。まだ草丈が短かくて余裕がある。真夏になると・・・

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粗代&カエルゲット

 次兄と一緒に実家で粗代をかいた。私はトラクター、兄は耕運機と細々した作業の担当と決まっている。トラクターの方が単純作業なのだ。仕事が進むとカラスがすぐ近くまで来る。運転席の私に攻撃されないことが分かっていて、餌を掘り起こしてもらえるのだから、田んぼは三ツ星レストランになる。全く無警戒だから撮影のチャンス、作業の邪魔になったがカメラを首にかけて運転した。カラスはカエルを、私は食事の瞬間をゲットできた。

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今日の作業は計9枚。広い田んぼに見えるが狭い棚田だ

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トラクターを止めて体をひねり、後ろの兄とカラスのツーショットが撮れた

                   ◆

 カラスがいきなり数メートルの所へ飛び降りた。何か餌を見つけたのだろうと直感的に分かった。トラクターをすぐ止め、ブレる心配はあったがエンジンの回転数を下げる時間はなく、シャッター優先で撮った。アッと言う間だったが、連写機能を使わず撮った4枚は何れも成功していた。ただ、餌がどこにあって、何を食べたのかは写真を見て初めて分かった。疲れも吹っ飛び、ニンマリだ。

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2枚目までは覚えているが、3、4枚目は記憶がない。特に4枚目のカエルを放り上げて飲み込む瞬間はラッキーとしか言いようがない。レンズは中望遠なのでトリミングしている

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ラジコンヘリ

 近所の吉村さんの趣味はラジコンヘリ。飛行するヘリの動画撮影を頼まれた。ゆっくりした動きでも被写体を追い続けるのは難しい。テレビカメラマンの動物的な感覚は、プロだなぁと思う。ズームアップを少なくし、画面の揺れに気を付けたが、ヘリを見失ったり、ピンボケになったりで、期待に応えられたかどうか分からない。道楽に費やしている金額は、奥さんも薄々ご存知のようで、我が家と同じだ。お互い、手の平の上の孫悟空のようなものだ。   

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バッテリーを装着する吉村さん。数年で還暦、ラジコンヘリの世界が一層広がっていきそうだ  

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撮影用にヘリの位置と向きを指定すると「近くでの操縦は難しいんですよ」と吉村さん。表情がいつもと違って真剣だ

※私がリンクしているブログ「おんちゃんの田舎暮らし」4月13日付には、ラジコンヘリに
    よる 空撮の記事が載っている。吉村さんは「面白いねぇ」と興味津々


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