楽農楽写Z

西中国山地の風景だけを撮影する団塊男が定年後、広島県安芸太田町に休耕田付きの民家を借りて、田舎暮らしを楽しんでいます。豊かな自然を紹介しながら、地域の情報を発信します。       

順調に発芽

 1週間前に種蒔きした白菜と広島菜が順調に育ち、藤友さん夫婦と妻が箸でつまんで間引きをした。小さな種なので一つのポットについ5、6粒入ってしまい、それがほとんど発芽する。1回目は3本ぐらい残すように間引くから、半分は無駄になってしまう。これから細い茎が弱々しくスーッと伸びて不安になる。1週間後には2本にし、2週間後ぐらいには1本にする。このときはどちらを残すか迷い、抜いた方が大きく見えるものだ。3人はそのことをまだ知らない。

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10月末には抱えきれない大きさになって、坪野から出身地・広島に帰って来るはずだ。育ての親は「美味しい、美味しい」と言って鍋をつつくことになる

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草刈り隊&集団的自衛権

 昨日土曜日、一夜明けると久しぶりに青空が広がった。8月に入って2日目の晴れかも知れない。雨のため出動できなかった草刈り隊が5週間ぶりに集まり、8人が2時間半ほど汗をかいた。盆前に済ませる予定だった草は伸び放題、ナイロンコードでは刈り難く、金属刃の出番となった。足の具合はあと一歩まで回復しているが、私は用心のため段どりだけの参加になった。草刈り隊は来週も出動する。今年の闘いも終盤、9月末には終わる予定だ。

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休耕田と違って柿の木がある空き地は幹が邪魔になってバリバリ刈れない。ツル植物もあって絡みつき、草丈が短いときに比べ、倍以上の時間かかったようだ

          
 10時半に草刈り隊終了、大急ぎで広島へ帰った。午後2時からの広島弁護士会主催のシンポジウム「憲法9条と集団的自衛権行使~解釈改憲は、我々をどこへ導くのか~」へ参加した。講師は小泉、安倍(1次)、福田、麻生内閣で官房副長官補を務めた柳澤協二氏。満員の聴衆に主催者が「場所選定を誤った」と詫びたことでも、講師の吸引力の強さが分かる。権力の中枢で防衛行政に携わった柳澤氏が分析する安倍政権の危険性には説得力があった。

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官僚らしい手堅さと、らしくない分かりやすい話ぶりに引き込まれた。この種の講演では、将来への不安感が増幅されるのが常だが、しばしば笑い声も起きた

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 歴代内閣は憲法の枠内で同盟を維持した。イラク派遣でも、歴史問題でも妥協しながら腐心した。安倍首相は異なる意見に聞く耳を持たない。長崎での被爆者との懇談で、集団的自衛権について「見解の相違」と言ったのは、議論や説明をしないと言うことだ。パズルが完成しないのはピースが悪いと駄々をこねているようなものだ。集団的自衛権には嘘がある。アメリカを助けないと助けてもらえない、と言うが、基地と金を負担している。その上血まで流すのか。

 従来の政府見解は「日本が攻撃されれば個別的自衛権は可能だが集団的自衛権は不可」だった。新見解は、日本が攻撃されていないのに集団的自衛権も可能としている。国際情勢が変わったと言うが、米中は最大の経済パートナーであり対立はない。集団的自衛権を発動する要件である日本を脅かす事態には、コメ以外のすべてが含まれ無限に広がる。政府の判断と国会の承認が歯止めになると言うが、日本はアメリカの戦争に反対したことはない。

 首相が記者会見で説明した「邦人輸送中の米輸送艦の防護」のパネルは、官邸の危機管理が失敗したときの図だ。抑止力で平和になると思うのは一昔前の古い考え方だ。抑止力とは、いざとなったら戦う意志と能力があり、それを相手が知らなければならない。相手も拡大し緊張が激化する。安全保障のジレンマだ。中国の海洋進出は戦争でない以上、抑止できない。国民感情を煽るか、鎮めるかだが、政治は逆のことをしている。

 沖縄の県知事選で辺野古移設に反対する候補が圧倒的に勝てば、アメリカも無視できなくなる。沖縄で激励して来た。官邸の中でデモ隊の声は聞こえない。しかし、世論調査には強い関心がある。辺野古で反対運動をしている人にとって、勝ち負けの問題ではない。「やらなければならない」のです。そこに意味がある。閣議決定に伴う法整備に現場は苦労するだろう。安倍首相は安全保障についてよく分かっていない。これから先、思い通りには進まなくなる。

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大苦戦

 天候不順の8月、安芸太田フォトクラブの例会は大苦戦になった。撮影会で行った芸北・掛頭山山頂からの雲の写真が、出品31枚中10枚もあってそれを裏付けた。題名を付けるのにもまたまた大苦戦、展示する10枚の写真に題名をつけ終わるまで30分以上もかかった。次回9月の例会も季節の端境期だけに大苦戦かも知れない。今年は秋が早く来そうだ。何とかまずは小さな秋を見つけて欲しい。ファイト、ファイト。

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投票にも苦戦の様子。都合があって5人が欠席して例会も大苦戦、今日は大苦戦の連発になった

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上位に選ばれた3点。右下は私の作品

左上=夜明け前の静かな山並みが印象的だ。メーンイベントは
日の出になるのだが、
    その前の微妙な色の変化を捨てるわけにはいかない

左下=大きく広がる空に浮かぶ積乱雲を水平方向に見るのは、別世界に入ったよう
    な感覚になる。撮影仲間を画面に添えて、全く違う写真になって成功

右上=空に抜いて成功。雲と青空のバランスも良かった。難を言えば、右端の枝と
    切れている稜線。画面の隅々に注意を払わないといけない

  

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一文字弥太郎さん来訪

 中国放送のラジオ番組「週末ナチュラリスト」(土曜朝7時~11時)のパーソナリティー・一文字弥太郎さんが、柿の木館へ立ち寄られた。ひょんなことから安芸太田町に縁が出来て、今では足しげく通われている。昨春からはユーストリームで「安芸太田町ラジオ化計画」(第1木曜の21時~)を生放送している。ただし、声だけの出演。彼の映像や写真はNG。ネット掲載の写真は別人で、経歴も定かでない。軽妙な語り口から想像していたイメージとは違っていた

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ギャラリー内でマッチ棒の先ぐらいの後ろ姿でも写真はNO。ブログ用の写真に困っていると「アッ、これはどうですか」と、バッグから弥太郎さんの缶バッジで出てきた。これから、一文字さんの活動に協力できる場面があるかも知れない

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証拠採用

 銀行の店舗で現金を盗んだとして、1審で有罪になった中国放送アナウンサー・煙石博さんの控訴審を傍聴した。争点は被害者が記帳台に置いた現金入りの封筒に煙石さんが触れることができたのかの1点。2台の防犯カメラの画像を座標軸解析した弁護側の主張には説得力があった。画像は1秒間隔の撮影で不鮮明だが、封筒に触れられないこと、持ち去っていないこと、その場で抜き取れないことを証明するものだった。解析画像は証拠採用された。

 証人のすぐ横に立ち、見下ろしながら問い詰める検察官の尋問は、証人になった経験がなかったら恐怖を感じるだろうと思うほど威圧的だった。警察や検察の執拗な取り調べに、容疑者がやってもいないことを自白すると言うが、無理からぬと思った。幸い、画像を分析した証人は民事、刑事裁判の経験があり、よどみのない返答ぶりだった。次回は10月9日午前11時から。裁判の流れはよく分からないが、弁護、検察の陳述があって結審だと思う。

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傍聴希望84人、傍聴できたのは36人。初公判も傍聴したので2勝1敗だ。夜、坪野で会議があったので、公判後の記者会見に参加できず、この写真しかない

※「無罪を勝ちとる会」の27日付ニュースに正確な記事が載っていました。証拠採用されたの
  は鑑定書、補充説明書、添付動画の3点で、次回の公判は「弁護、検察の弁論があって結
  審」でした。

                                       


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傍聴を終えての帰路、バスの中から約5キロ先にある阿武山の大規模土石流の爪痕が見えた。緑に覆われたどっしりした山に見えていたが、崩れて初めて険しい山だったことが分かる。懸命の捜索が続いている   

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広島で種蒔き

 歯の治療で広島の自宅へ帰った。坪野を留守にすることがあるので毎日水をやれないため、今年は白菜と広島菜の種を藤友さんの庭で播いた。定植までの3週間近く、藤友さんが水やりや間引き、初期の防除などの管理責任を担うことになる。白菜は60日型と85日型が計96株、広島菜は24株。昨年は種蒔き時期を間違えて惨敗したので、今年は雪辱したい。骨折も加わって、夏野菜は散々だっただけに、「天の神様、地の神様」と祈りたい気分だ。

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二人で作業すれば30分ぐらいの軽作業。直射日光が当たらない駐車場の隅が「坪野農園臨時広島出張所」になった

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崇徳教社教学大会

 安芸太田周辺の10ヵ寺で組織している「太田下法中会」の第59回崇徳教社教学大会が、坪野・善福寺で今日までの3日間開かれた。崇徳教社は明治17年、浄土真宗の僧侶を教育するために広島市に設立された。長男が卒業した現・崇徳高校の前身である。大会は戦時中に中断したが戦後、水害のあった2回を除いて毎年開かれている。会場準備や丁場、厨房、駐車場などで地域の人が手伝った。高齢化、人口減で厳しいが、まだまだ地域力はある。

 お寺の行事にはほとんど参加していないから、別の時間が流れる。法話を聞いても、こちらの受け止める素地が不十分なので、心に浸み込んでこない。それでも、お参りになった方々の念仏や女性の歌声が本堂全体に響くと心地よい。唯一「もろもろの雑行雑修自力のこころを・・・」で始まる領解文を聞いたときには、自然に私も唱和できた。子供のころ、父親が毎夕のお勤めで最後に唱えていたのが、意味も分からぬまま今でも頭に入っている。

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善福寺山門。国道に面し、向かいが太田川 だから正面から見ることはあまりない。立派だ

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仏様の開扉、献花、献灯を女性が勤め、音楽法要で大会がスタートした。女性の力なくしてお寺は成り立たない

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 講師は龍谷大学名誉教授・大田利生師。講題は「見る世界・聞く世界」

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二日目の朝席は安芸門徒総追弔法要と法話。念仏を唱和する声が本堂に響いた

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夜席では講師に質問する「話し合い法座」があった。質問など出ないだろうと思ったが、数人が手を挙げた。精神世界に疎い私には、質問の内容すら分からない問いかけもあった

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三日目朝席。左右に向かい合い、力強い読経が流れると気分が引き締まる

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三日目のメーンイベントはインドの弦楽器と打楽器の演奏。初めて聴いたリズム、音色に大きな拍手が湧いた。お寺の本堂はなぜ、どんな音楽も、楽器も包み込んでしまうのだろうか


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かすかな秋(霧が谷など:14年8月23日撮影)

 久しぶりの晴れ間、「家でやりたいことはあるんですがねぇ」。安芸太田フォトクラブの撮影会は大水害や天候不順の話でもちきりになった。この時期の撮影は苦戦するのが常だが、芸北の空には積乱雲と秋の雲が同居する幸運に恵まれた。写真に出来るのは小さな花ぐらいしかないだろう、と思っていたが、出かけてみるものではある。骨折したこともあり1カ月間撮れていなかったので、ギリギリ例会に出品できる写真が出来た。夏枯れをしのげた格好だ。

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道に腹這いになったり、風が止むのを待ったり。汗でファインダーが霞むこともあった

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昆虫たちは忙しい。「カメラを持った人は苦手だなぁ」と思っているかも知れない

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霧が谷。積乱雲が掛頭山の向こうに立ち上がった。幸運は現場へ出かけないとやってこない

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「それなら掛頭山の山頂へ行ってみよう」と言うことになった。秋の雲が流れて来た。いつもあるチャンスではないので空振り覚悟で足を伸ばして大正解

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大草

 明日から3日間、坪野・善福寺で教学大会がある。持ち回りで10年に一度回って来る大きな行事で、記録写真の撮影を引き受けた。土曜の午後には安芸太田フォトクラブの撮影会もあるので、スケジュールはびっしり詰まっている。食料を買い込んで坪野へ帰って来た。骨折以来の4泊だ。当然のことだが家の周りの草は伸び放題。わずか3週間、人が手を入れなかったらどうなるかを見せつけられた。足の具合にもよるが、10日後ぐらいには草刈りをしたい。

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家の前と後。これだけ伸びるとナイロンコードでは無理で金属の刃で刈る。無理をできない足なので一日ではとても終わりそうにない。畑も大変なことになっていて、少なくとも9月初旬までにはきれいにしなくてはならないと思うと、少々焦ってしまう

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豪雨災害

 昨夜から未明にかけての雨と雷は尋常ではなかった。ピカッ、ドーンではなく、予告なくバリバリッと空気を裂くような音だった。30年前のプレハブ住宅だからか、雨の音も家中に響いた。幸い、我が家は山を切り開いた大団地の頂上部分にあるので、土石流や浸水の心配はない。山に囲まれた別宅の坪野でこんな雨が、しかも真夜中に降ったらと思うと身の毛がよだつ。青森、神奈川、滋賀、兵庫、岡山、松江、佐賀の新聞仲間からご心配をいただいた。感謝。

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我が家の位置は「緑井」の右、太田川を挟んで直線で約2.5キロ。帯状に降り続いた場所からは少しだけ外れていたのだろう。家の近くの観測データは昨夜20時から今朝4時までで147ミリだった。運は紙一重、他人事でなはい被害の大きさだ(NHKテレビ)

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