楽農楽写Z

西中国山地の風景だけを撮影する団塊男が定年後、広島県安芸太田町に休耕田付きの民家を借りて、田舎暮らしを楽しんでいます。豊かな自然を紹介しながら、地域の情報を発信します。       

火災警報

 午後7時前、安芸太田フォトクラブの例会の準備をしていると、火災警報がけたたましく鳴った。例会の会議室は1階で、発報したのは4階。警報や館内放送が止まらないので、誰言うともなくゆっくり館外へ避難した。原因は調理していて温度が上がり過ぎたらしい。10分後、例会はいつも通り、和気あいあいにぎやかに進んだ。目立ったのは水が張られて、早苗が育つ田んぼの作品だった。カラッと晴れても雨でも、朝でも夕方でも、今が撮りどきだ。

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火災警報が鳴って川・森・文化交流センターの駐車場へ避難したクラブ員。煙が上がるわけでもなくノンビリしている

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上位に選ばれた作品。右下は私の写真

左上=早朝の筒賀・井仁の棚田。朝焼けが映りこみ成功した。他にも写真愛好家がいた
     そうで、麦わら帽子をかぶって畔を歩く演出をしていたと言う。早朝、水を見るた
     めに畔を歩く必然性はない。そうまでして撮りたくはないのだが

左下=超メジャーな山口・長門の棚田。タイトルは「海に浮かぶ棚田」。作者は連なる漁
     火を期待したのだが、ゴールデンウイークで漁師さんが休みだった。1、2灯をや
     っと捉えることが出来た。粘りに拍手

右上=戸河内・松原でゲットしたブッポウソウ。よくあるのは巣箱から飛び出し、白い模様
     がクッキリ写っている瞬間。そうではなくて飛行コースを読んで構えて、ピントを合
     わせた。白い模様もしっかり押さえた労作

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二日酔い五輪

 浮かれて騒いで夜が明けて、二日酔いで財布を開いて、暗ーい気分になった経験があるのは、私だけではないだろう。今、新国立競技場がその状態だ。解体工事が入札不調で出遅れたのがケチの付き始め。予算が足らず屋根なしにするそうだ。メーンスタジアムは大会のシンボルであり、日本で言えば富士山に相当する。賛否はあってもあのデザインは国民一人ひとりに浸み込んでいるのに、まさに興ざめ。官邸の主には事の重大さが分かっていない。

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金額の問題ではない。デザインがどれほど大きなインパクトを与えたのか、政治家にはその意味が分からない(テレビ朝日)

 誘致が決まったとき官邸の主は我が世の春、オリンピックは成長の起爆剤だと得意満面だったのに、工事費高騰を吹っ掛けられると、規模縮小しか考えられない口先だけの人になった。国立なのに都へ建設費をおねだりする体たらく。時代を象徴する建造物は、千年、数百年を経過しても見る人を黙らせる力があるものだ。あのデザインは歴史の評価を受けるには、日本らしくもなく軽過ぎると思うが、主は算盤勘定だけでそそくさと審査会場から逃げてしまった。

 私がもし、あの国立競技場をデザインした人だったら、名誉棄損で裁判を起こす。屋根のデザインは新国立競技場の「胆」であり「顔」そのものだ。それを否定されるのはデザイナーを侮辱することであり、人格を消し去ることだ。官邸の主は、日本の知的所有権や著作権に対する評価レベルの低さをさらけ出してしまったに等しい。隣の国のコピー商品をとやかく言えはしない。賠償額は総建設費の10%でも高くはないと思う。デザインとはそれほど重いものだ。

 マスコミが報じる東京の「五輪浮かれ」は、地方から見ると「お好きにどうぞ」と言った程度にしか映らない。裏では利権が動き回るのだろうし、官僚や政治家は嗅覚を研ぎ澄ますのだろう。五輪成功へ向け、潜航する日本の深刻な問題にはキャップがはめられるのを危惧する。前回の東京五輪の後、大不況に陥ったがほどなく立ち直った。そのとき私たち団塊世代は20歳前、社会には勢いがあった。2020年、宴の後の二日酔いで財布を開くとそこには・・・。

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何とか写真に                                           (聖湖畔など:15年5月24日撮影)

 1週間前、安芸太田フォトクラブの撮影日を決めたときには雨の予報だったのに、残念ながら晴れてしまった。緑滴る写真にはならないが芸北へ向かった。戸河内松原では田んぼに緑の山が映りこむかと思ったが苗はまだ弱々しく今一つ。芸北・聖湖に青空が映りこむかと思ったら雲が増えた。それでも何とか写真になる題材はあるもので、タンポポの群生や咲き始めたヤマボウシやカキツバタが慰めてくれた。やっぱり出かけないといけない。

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戸河内松原地区。水面には藻が広がり、苗は細いがフジの花がギリギリ間に合って助けられた

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聖湖キャンプ場で。このあたりから段々撮影する気分になってきた。花はありがたい

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キャンプ場から遊歩道を行くと見ごたえのある雑木林があった。長年通っている芸北だが初めての場所、秋の午後の逆光が狙い目だ

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芸北・千町原のタンポポの群生。今日が見納めの風情、ラッキーとしか言いようがない

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カキツバタの里でしゃがみこむクラブ員。光線状態には難があるが撮らざるを得ない

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老犬がゆっくり歩いてくれた。「写真を撮らせていただきました」と大きな声でお礼を言った

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退院・やまゆり・祝宴

 外泊を含め12日間の検査入院が終わった。採血・採尿・検便をし、カメラを飲み、CTやMRIを撮るのなら1泊2日でいいのだろうが、ホルモンに関係する副腎は1日1項目ぐらいしか調べられず、手術並みの日数がかかる。嫌な注射は15回以上。結果は2週間後に分かるが、速報値によると、それほど心配するような状態ではなさそうだ。体重は2キロぐらい減ったが、筋肉も落ちているだろうから、慣らし運転からスタート。本格稼働は週明けからになる。

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左から日程表、検査説明文、3食のメニュー。今朝、最後の注射前に血管を探しながら「アルコールは大丈夫ですか」と看護師さん。「今晩はしっかり飲めます」と答えると彼女はキョトン

 広島赤十字・原爆病院へは毎年この時期、安芸太田町・上殿小学校の児童がヤマユリや折鶴、文集を届けて入院患者と交流している。「やまゆり訪問」は原爆投下から6年後に始まり今年65回目を迎える。当時の児童はもう75歳前後。文集を読むと子供たちの平和への思いと、演奏の練習を一生懸命にしている様子や当日の緊張感が伝わる。地元の病院や高齢者施設でも「やまゆり訪問」をしている。地域に根差した社会・平和・古里教育だ。

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病室の近くのデイルームに掛かっていた上殿小の折り鶴と文集「やまゆり」

 1年間でビール(発泡酒)が途切れるのは人間ドックのときだけだから、長期入院には滅入った。オールフリーのノンアルコールならいいのではと思うのだが。しかし、環境とはそんなものなのか、食事が出てもビールは思い浮かばなかった。と言うことは無駄な出費を年中しているのか。いや、そうではない。隣の藤友さんと祝宴を上げることになった。今日は3人、藤友さんには初孫が誕生したばかり、奥さんは東京で張り切って「お婆さん」をしている。乾杯。

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病院食に比べれば超豪華。中12日の休養十分で登板した私の肝臓は満を持している

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外泊

 検査項目が増え、入院が来週の金曜日まで伸びたため、検査のない土日に外泊許可をもらった。処理しなくてはならない支払いがあるし、強風にやられていないか野菜も心配だったので坪野へトンボ帰りした。回覧や配り物、郵便物が届いていた。留守は1週間が限度のようだ。幸い野菜は雨にも恵まれ順調に育っている。葉物野菜は間引き菜が食べられるまでになっていた。1匹猿が出たようで、タマネギが1本抜かれていたが被害は軽微でホッ。

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二人部屋。お隣さんの二人は1泊2日だったので、個室状態の夜があったのがありがたかった

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最初のうちは少ないと感じたが、日が経つと慣れてきた。いつもは倍以上のおかずとアルコールがある。人間ドックで「栄養過多」と言われるのがよく分かる

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広島へのお土産は右から小松菜、ラディッシュ、水菜。1週間もすると食べるのが追い付かないぐらいのスピードで大きくなるだろう

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猿がワイヤメッシュの囲いに手を突っ込んでタマネギを引き抜いた。防御していなかったら10本ぐらいはやられていたかもしれない、味を占めて波状攻撃にもなる

★お知らせ 10日付で、19日までブログを更新出来ないと書きましたが、
        「運悪く」追加検査が入ったため、検査日程が組み替えられて
        外泊が可能になりました。次回の更新は22日になるはずです。

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祈 適度の雨

 5、6日は実家の田植え、7日は家の周囲の草刈り、昨日は室内外の片付けや野菜の植え付け準備、そして今日は妻とトマトやキュウリなどの苗を植え付けた。ゆっくり休むことのない日が続いたのには訳がある。11日から9日間、検査入院で坪野を留守にするため、草は伸び放題になるし、野菜の植え付けは先送り出来なかった。心配なのは野菜への水やり。カンカン照りにならず、3日に1回は雨になって欲しい。我が身より、野菜を案じる日々になりそうだ。

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植え付け完了、乾燥防止のため苗の周囲に抜いた草などを敷き詰めた。妻は「仕事が終わってから水をやりに来る」と言うが、片道30キロだからそこまですることはないと思うが

                      ◆

★お知らせ 次回のブログ更新は19日の予定です。それまでパソコンとは
        お別れです。ネット依存症にはなっていないはずですのでイラ
        イラはないと思います。休養のつもりでノンビリします。

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お久しぶり

 3日から5日まで開かれる広島フラワーフェスティバルへ協賛する九州各県のお世話するため、中国新聞福岡支局の面々が会場へ詰めると聞いた。いい思い出ばかりの福岡勤務が懐かしく、一緒に仕事をしたスタッフの顔が見たくて激励に駆けつけた。九州観光の広告営業は私がいたころ、やっと足がかりが作れたぐらいだった。あれから7年、最近ではいい広告が掲載されるようになった。とっておきの企画もあると言う。若い人たちの頑張りに拍手拍手。

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なぜ「グーッ」のポーズを取ったのかわからない。人ごみの3日間、夜は協賛団体との懇親会もありクタクタだそうだ。まあそれも人間関係を深める仕事のうちだから、頑張れ頑張れ

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フラワーフェスティバルは今年で39回目。実家の田植えと完全に重なるので、これまでに来たのは業務のときの一回だけ。今年の田植えは明日から

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ムシカリ オンパレード                                     (芸北・臥竜山など:15年5月2日撮影)

 新緑の時期なのに、田んぼ仕事で撮影に出掛ける暇がない。ドピーカンで条件は良くないが選んではおられない。午前中の「草刈り隊」が終わって、芸北・臥竜山へ向かった。熊よけの鈴を鳴らしながら久しぶりに中腹の登山道を歩いた。ムシカリが最高潮、写真にしたかったが思うに任せなかった。千町原や霧が谷は桜の終盤、新緑の季節へ移る。ここ1週間が撮り頃だろう。何とか撮影日を作りたいが、カレンダーには次々予定が書き込まれていく。

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臥竜山登山道のムシカリ。雨か霧の中で撮りたいが、そんなときは一人ぽっちだから熊が・・・

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臥竜山、見上げれば青空。枯れ木は残念だが、命は引き継がれてそれぞれに芽吹き、若葉が進む。もうすぐ枝ぶりが見えなくなる


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千町原、霧が谷の桜。快晴の真昼間では料理のしようがないが、5月に見られる桜に感謝しよう

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