楽農楽写Z

西中国山地の風景だけを撮影する団塊男が定年後、広島県安芸太田町に休耕田付きの民家を借りて、田舎暮らしを楽しんでいます。豊かな自然を紹介しながら、地域の情報を発信します。       

4代目

 購入から6年、携帯のバッテリーの持ちが悪くなり、そろそろ買い替え時期だとは思っていた。別に頼まないのに妻が、「買い換えてあげよう」と言って販売店へ走った。使うのは電話が主だし、小さな文字は見えないので、スマホではなく携帯で十分だ。新機能が付加されているそうだが、まずはマナーモードと電話が誤操作なく使えるようになるのが先決だ。取説のお世話になる。新携帯は4代目、何年か後に5代目があるかどうか。絶滅しているかも知れない。

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左が4代目の新携帯。取扱説明書を開いてびっくり、写真のフィルムを見るためのルーぺを使わなくてはならないほど文字が小さかった。高齢者をいじめているとしか思えない

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不調

 都合が悪い人がいて、出席者が6人になった安芸太田フォトクラブの例会は最近にない不調だった。投票をせずに合評方式で上位作品を選んだ。アジサイの作品はあったが今一つ、ホタルはなかった。花のアップ写真も光線状態や構図、アングルに課題あり。花の撮り方に限った撮影会をしてみようか。そんな中、撮影会での「瀬戸の滝」の作品に目を引くものがあったのが救いだった。これからの時季、撮影には苦労するが気合を込めて欲しい。

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欠席者の作品もあったが出品数は23点止まり、マックスは40枚なので6割に届かない

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上位に選ばれた作品。右下は私の作品。

左上=苔むした大木。白い上空が趣を作った。大木を大木らしく撮るのは難しいが、見事に
     成功した。枯れ葉のような小さなゴミを取り除かなかったのがマイナス点
左下=曇り空を反射しているのだろう、白く光る棚田と淡いハナショウブが梅雨らしさを醸
     し出した。もう少し絞って棚田にもピントが欲しかった
右上=面白い切り取り方だ。苔の質感も申し分ない。
人それぞれに見える世界が違うことを
     教えてくれる作品だ。絞り込んで全ピンだったら合格

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光がやって来た

 安芸太田町が力を入れている「光」がいよいよやって来た。坪野部落のネット環境は比較的良く、重いデータを送受信するとき以外、イライラするようなことは無かった。通信速度は全く考えずに空き家を借りたのだが、今にして思えば無謀だった。幸運としか言いようがない。都市から人を呼び寄せなければ将来像が描けない田舎にとって、光回線は欠かせない。展覧会や演劇、スポーツ、祭などの「生もの」は遠路出かけるしかないが、情報格差は格段に縮まる。

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引き込み工事はテキパキ進み、1時間足らずで終了した。設定作業は明日の午前中、門外漢には技術者が神様に見える

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宇宙と田舎・文化講演会

 2年前、NASAのプロジェクトメンバー入りを辞退して北広島町芸北へ移住した理学博士・井筒智彦さんを招き、坪野地区文化講演会を開いた。演題は「中国山地の田舎が宇宙へつながる ~火星有人探査 坪野が貢献できる7つのロマン」と少々長い。第1部が月面着陸までの宇宙開発と火星探査、第2部が宇宙を軸にした田舎の活性化の2本立て。井筒さんは東京育ちの30歳、田舎には彼を引き付ける力があると教えられた。詳しくは「つぼのしんぶん」で。

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小規模な講演会なので講師と参加者の距離が近いのがいい。日常を離れた新鮮なひとときになった

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井筒さんは、日本青年会議所が主催する「第29回人間力大賞」にノミネートされ昨日、東京で最終選考のプレゼンをしたばかり。今朝とんぼ返り、疲れを全く感じさせない。大賞のキャッチフレーズは「地域で光り輝く若者」

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空振り(芸北・臥竜山:15年6月19日撮影)

 筒賀支所へ所用で出かける途中、戸河内インター近くから見える内黒峠あたりはすっぽり雲の中。これなら霧に包まれる臥竜山のブナ林が期待出来ると思い、足を伸ばすことにした。しかし、小雨は降るものの霧は流れなかった。それでもアカショウビンをはじめ野鳥が賑やかに慰めてくれ、気分は悪くなかった。役者になってくれたのはヤマボウシとコアジサイだがともに苦戦、ブナの幹は乾き加減で金属的は艶はなく、「臥竜さん、また今度よろしく」。

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霧が流れたらワクワクしながら枚数が進むのだが。小雨が降って奥がわずかに霞んだ

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背景にブナがある場所はごく少ない。変な姿勢でカメラを構えているのを想像したら笑う

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林道脇の定番ポイント。花が少なく、霧雨
わずか。アリバイ代わりの撮影と言われても仕方ない

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折れた大木に小さなシダが生き付いた。何年もかけて大地へ還って行く

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しとしと(筒賀・田之尻:15年6月18日撮影)

 梅雨らしく降ったり止んだり、こんなときは筒賀・田之尻の「あじさい園」に限る。「4月ごろの晴天続きの乾燥が花芽の育ちに影響した」と、小さ目の花に園長の森下さんはさえない表情だった。比較している他地域のあじさいも同様だと言う。狭い通路だから撮影しているとびしょ濡れになる。すると偶然、中国新聞の先輩で、芸北写真熟を主宰されている紺野さんが来られた。広島市内への途中、偵察がてら立ち寄られたようだ。少々ふくよか、元気そうで何より。

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雨の重みで大きな花は下向き加減になり苦戦。あと1、2回は足を運ぶことになる

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NO安保法制&憲法入門

 広島弁護士会主催の「NO安保法制 集会&デモ」へ参加した。平和関連のデモの起点は原爆ドーム前がふさわしい。1100人の参加者が紙屋町→八丁堀→本通り→「原爆の子の像」のコースで、シュプレヒコールを上げた。途中、被爆当時の色に塗られた被爆電車が応援するかのように走った。7月12日(日)には広島市中央公園でさらに大きな集会とデモが予定されている。これにも必ず参加する。子供世代のために、爺がはっきりNOと手を上げた証だ。

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原爆ドーム前に集まったデモ参加者(写真上)。すぐ近くでは旅行者だろう若者がドームに見入っていた。彼らにはきな臭さの現実感があるのだろうか

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シュプレヒコールは絶え間なく続いた。繁華街の車道をデモするのは気持ちがいいものだ。経験のない人は是非、7月12日ご参加を

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すっきり落ち着いた色合いの被爆電車。中国放送と広島電鉄の被爆70年企画「被爆電車特別運行プロジェクト」。8月30日までの土、日、祝日に運行、詳しくは中国放送のホームページ

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 「憲法は権力者を縛るものだ」とは学校では習わなかったように思う。憲法がこれほど身近に語られるのは、私が生まれる前以来ではないか。憲法の概念や歴史、国を形成する上での位置づけ、条文に込められている意味など、詳しくは知らない。中学生でも理解できるような本はないか書店へ向かった。「司法試験受験指導のカリスマが教える、いちばんわかりやすい憲法のしくみ」とのセールスコピーが、色に染まっていないと思わせる憲法入門書があった。

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「伊藤真の憲法入門」は2009年1刷発行、14年9刷だからコンスタントに売れているようだ。下は中国新聞第2の朝刊「SELECT」の14日付1面。自分に都合のいいように解釈する政治家に騙されないためには、基本中の基本を押さえておかなければならない

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壁紙(吉和・瀬戸の滝:15年6月13日撮影)

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緑しっとり                                          (吉和・瀬戸の滝:15年6月13日撮影)

 夏の日差しは写真に不向き。こんなときには深い谷へ入るぐらいしか手はない。安芸太田フォトクラブの撮影会は吉和・瀬戸の滝へ向かった。2日前の雨のおかげで水量も岩の湿り具合も合格点だった。しばらくすると雲に覆われ、渓谷は緑しっとりになった。帰り道、この冬、大雪で孤立した那須集落へ立ち寄った。最盛期は50世帯近くあったが現在は4世帯6人。限界集落を突き抜けている。クラブ員の一人と住民は顔見知りで、明るい声が救いだった。

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これまで何回も通っているが、その都度優しい表情を見せてくれる。渓流のすぐそばまで近付ける数少ない谷だ

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見上げれば樹木やシダ、岩壁がいたる所で迎えてくれる。どこを切り取るか、露出補正も悩むところで、撮影枚数は増える

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瀬戸の滝。あえて脇役にした。滝の向かい側の足場の悪い斜面を登って撮ったこともあるが、無理は出来ない年齢になっている

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那須集落のOさん宅前。大雪で孤立してヘリコプターで救助されたときの様子を話す奥さん(左から3人目)は「眺めは良かったよ」と屈託がなかった

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十数年ぶりの訪問。そのころはまだ生活の息吹があった。衰退する集落へは足が向かないし、撮影は気が引ける。それでも今のうちに撮らせてもらわないといけないのかもしれない。下の写真は、明治時代に建てられた漆喰壁が特徴的な倉

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検査結果&県写連受付

 12日間入院した副腎の検査結果はいずれも正常反応で、非機能性左副腎腫瘍と診断され経過観察になった。食物や運動など何かの対策をする必要はなく、時の流れに身を任すだけとのことだった。まずは一安心、次回の検査は来年3月の人間ドック時。午後からは、県写真連盟展の受付に座った。平日だけに来場者の多くは高齢者。300点近い作品を1点1点鑑賞する人もあり、その体力には感心する。「いい写真を見せていただきました」とのお礼が嬉しい。

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検査結果表の一部。9項目のホルモンが調べられた。「ARRが200以上でPAの可能性が否定できない」と言われてもよく分からない。追加検査で問題ないことが分かった

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県写連展受付。左は「写真グループ ドン」の笹田さん、右は広島写真界の重鎮・明田弘司さんの娘さん。写真談議に花が咲いた

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会場が広く、どの角度から撮っても作品がずらりと並んだ会場の雰囲気が出せない。夫婦や友達連れが多く、感想を話しながらゆっくり、ゆっくり


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