楽農楽写Z

西中国山地の風景だけを撮影する団塊男が定年後、広島県安芸太田町に休耕田付きの民家を借りて、田舎暮らしを楽しんでいます。豊かな自然を紹介しながら、地域の情報を発信します。       

八朔祭

 稲が実り始めるこの時期、田の神に感謝し、豊年を祈願する八朔祭(旧暦の8月1日)が、坪野にある八幡神社で開かれた。今年と来年の準備は上坪野地区が担当する。雨のため、拝殿の掃除と祭壇の準備だけで、幟立ては見送られた。足元が悪かったためか参拝者は9人しかなく、寂しい祭りになったが、田舎に残したい大切な行事だと思う。いつもなら残暑が厳しいのに、雨続きで早くも稲が倒れている田んぼもある。今年の稲刈りは大仕事になりそうだ。

4144八朔祭158311 
盆前の地区総出作業で掃除されているが、吹きさらしなので拝殿はホコリがいっぱい

4147八朔祭15832 
「きれいなサカキですね。余ったらいただきます」と言いながら準備する神主さん

4149八朔祭158313 
何回か経験すると流れが分かって来る。ささやかでも祭礼は厳粛に進む

PageTop

方丈記・徒然草

 反安保行動へ向かう途中の紙屋町地下街で古本を売っていた。何気なくのぞくと「方丈記 徒然草」が目に留まった。滅多に売れる本ではないから心配は要らないのだが、帰り道には不安がよぎった。岩波書店・新日本古典文学大系100巻中の第39巻、バブルのさ中1989年発行で3000円。現在、この種の全集がこの値段で販売されたら売れるとは思えない。時代も人も貧しくなっているだろうから。箱は黄ばんでいるが汚れはなく程度は上等。800円。

4140方丈記158301 
「ゆく河のながれは、絶えずして・・・」「つれづれなるままに、日ぐらし硯に向かひて・・・」。文頭だけは口に出ても、深くは知らない。終わりがいつになるか分からないが、解説や校注の助けを借りて読み進みたい

PageTop

反安保行動 100万分の1

 安保法制に反対する「国会10万人・全国100万人大行動」に連動したスタンディング行動へ参加した。広島市紙屋町近くの本通り入り口一帯の歩道に、「九条守れ」「戦争イケン」などのプラカードを持って並んだ。参加者は500人。100万分の1の役目を担った。午前中には同じ場所で「安保法案に反対するママの会」がデモをしていて、県内34カ所で様々な取り組みがあった。9月13日には「1万人のひと文字」集会が広島市中央公園である。必ず参加する。

4099反安保行動158301 
プラカードを手に歩道の両サイドに並ぶ参加者。いつものデモとは違って新鮮だった

4120反安保行動158302 
スタンディング行動の途中、本通り商店街をデモ行進するグループが気勢を上げて通過した

4136反安保行動158303 
近くにいた中国新聞労組元役員の悪い仲間たち、なぜか雰囲気が明るい。中央が私

4138反安保158304
9月13日の「ストップ!戦争法 1万人のひと文字」のビラ。是非ご参加を
※ビラをクリックすると拡大します。もう一度クリックするとさらに拡大します。

PageTop

ミステーク

 消防団の会合あり、体調不良あり、出張ありで、安芸太田フォトクラブの例会参加者はわずか5人の超低調になった。それが影響したわけではないが、上位に選ばれた作品を撮り忘れてしまった。文句なしのトップは、おばあちゃんと両親に囲まれて行水をする男の子の微笑ましいスナップ写真だった。白いタオルを頭にかぶって暑さを避ける大人、ボクの可愛いオ〇〇〇ンはご愛嬌。撮影を忘れた私のミステークで、傑作を見てもらえないのが残念、申し訳ない。

4079例会158281 
いつもの会議室が取れず、今日は和室。出品数も「夏枯れ」で21点しかなく寂しい限り

PageTop

色紙

 8月5日、6日の両日、ヒロシマを案内した専修大学・藤森ゼミの学生さんから、藤友さんと私あてにお礼の色紙が届いた。細かい字でびっしり、平和公園でのガイドが分かりやすかったことや猿対策、過疎少子化、展示している私の写真などについて感想が書かれている。私の色紙へのイラストは猿と細かい所に気が付いて「Nikon」のマーク入りカメラ、藤友さんへは原爆ドームと白いライオン。藤友さんのたっぷりの白髪が印象に残ったのかな。

4073色紙158261 
他の人に迷惑をかけるため、書き損ないが出来ない1発勝負の礼状。乱筆の私にはできない色紙企画だ。若者らしい心のこもった内容が嬉しい

PageTop

手元用老眼鏡

 遠視に加えて若干の白内障と飛蚊症があり、最近は本を読むのに苦労するようになった。使っているメガネは遠近両用ではなく、パソコンのキーボードとディスプレイが見やすい「近近両用」だ。本や新聞を読むときは30㌢ぐらい離さないとピントが来ない。すると文字が小さくにじんでしまう。ダメもとでメガネ店へ行くと、ワンタッチでメガネへ着脱できる跳ね上げ式の手元用老眼鏡を紹介された。小さい文字もクッキリ、お悩みの方は是非ご検討を。税別5000円。

4070手元用老眼鏡158251 
商品名はフォローアップグラス。軽くて違和感はほとんどない

PageTop

「秋」楽農、早目のスタート

 ブログの更新は減っているがこの間、何もしていないわけではなかった。汗びっしょりになりながら、2日がかりで計10時間かけて畑の草を抜き、耕運して秋野菜の種まき準備をしていた。今日は畝を立てて大根と白菜の種を播いた。白菜は昨年が失敗だったので、今年は直播きとポット播きの2本立てにした。大根の第1陣の種まきは、昨年より2週間早くした。9月中旬にかけて段階的に10種類くらいの種を播こうと思う。春の大惨敗を逆転したい。

4041白菜158241 
白菜の直播き、赤シソの向こうに大根を播いた。小動物が歩き回らないようテープを張っている

PageTop

弱肉強食

 午後、大根と白菜の種を播こうとして畑へ出ると、思いもしない光景に出くわした。3日前に耕運した畑で青大将がのたうち回っていた。見ると頭がない。トビにでもやられて捨てられたのかと思ったが、どうも様子が違う。土の中へ頭を突っ込んで動き回り、しばらくするとカエルをゲットした。「ヘビに睨まれたカエル」と言うが、土の中まで追いかけられては、カエルもたまったものではない。それにしても青大将はどんな能力を発揮して探知したのだろうか。

 青大将を見つけたときには、既に体が入るぐらいの窪みになっていた。頭がこんがらかった私は撮影するしかなかった。掘り出されたカエルの出現には、NHKの「ダーウィンが来た」以上の驚きがあった。カエルを助けたくなるのが人情だが、こんなとき私は自然の摂理に任せる。青大将はカエルを長時間締め付け、動かなくなったところで頭からくわえこんだ。カメラを構える私に横取りされると思ったのか、窪みから出ると脱兎(?)の如く草むらへ消えた。

4016青大将158241 
手も足もないのに体をくねらせて土を掘る青大将。後から分かったことだが、頭の先あたりにカエルがいる

4018青大将158242 
左の穴からカエルを引っ張り出した青大将。観念したカエル、しかし青大将は仕事半ば

4028青大将158243 
締め付けてカエルの様子をうかがう青大将、顔には泥。カエルはときどき足を動かしたが、そのうちダラリとなった

4034青大将158244 

4037青大将158245 
種を播きながらの観察、写真撮影。ふと気が付くと青大将は窪みから出ていた。しっかりカエルをくわえこむと、かま首を持ち上げ一気に草むらへ。やっと1枚撮れた
 

PageTop

渓流2カ所                                      (中津谷・東山渓谷:15年8月22日撮影)

 雲海の予定だった安芸太田フォトクラブの撮影会は、気象条件が悪くまたの機会に見送った。題材を決めるのが一番難しい時期、無難なところで吉和の中津谷と東山渓谷に落ち着いた。前夜の雨でかすかに濁っていたが、岩は乾き切っておらずまずまずだった。クラブ員にとって東山渓谷は初めて、狭い山道に「一人では来られません」。昼食とトイレ休憩は「もみの木森林公園」、標高900㍍の気温は21度、木陰の風が別天地だった。皆さんご機嫌。

9516中津谷158221 
中津谷。道路脇に現れる小さな流れ、足場が悪くて三脚は立てられない。岩の位置は少しづつ変わっている

9563中津谷158222 

9569中津谷158223 
中津谷の中ほどにある河原の撮影ポイント。昨年末の大雪のためか、主役の木が根こそぎ倒れていた。さて何年かかって写真が撮れるようになることか。見上げると雲が流れていた

9603中津谷158224 

9626中津谷158225 
中津谷。川辺へ下りられる場所はそれほど多くない。朽ちかけた大木が目印、用心しながら下りていく

9642もみの木158226 
もみの木森林公園でおにぎり。普通は撮影場所か車の中で食べるが今日は最高の場所、ハイキング気分になった

9670東山渓谷158228 

9668東山渓谷158227 
東山渓谷。見事な杉林のシダの絨毯。私の写真を見たことがあるクラブ員は「ここですか」と、嬉しそうだった

9673東山渓谷158229 

9709東山渓谷1582210 

9721東山渓谷1582211 
中津谷の定番ポイント。帰り道の通りすがりでは、見送る撮影場所が多くある

PageTop

大日本帝国の興亡 全5巻

 とあるラジオ番組で紹介された文庫本「大日本帝国の興亡 全5巻」を購入した。著者は日本人を妻に持つアメリカ人のジョン・トーランド氏。1巻の帯には「太平洋戦争の全貌を日米双方の視点から描く歴史ノンフィクションの傑作」とある。アメリカ側から批判された部分もあると言う。戦後25年の1970年に書かれ、ピュリッツァー賞を受賞。翌年、日本語版が刊行された。その後、廃版になったが、早川書房創立70周年企画として今年、新版として刊行された。

 特攻隊を平和を願うかのように描いたり、若者のデモを「戦争へ行きたくないだけの利己的な考え」と批判したり、戦いには負けたが精神では勝っていた、正義は日本にあった、と思いこんだりする人がいる戦後70年だ。評論家の立花隆氏は「あの戦争の流れを知るために最適の本を一冊だけ選べというなら、この本を選ぶだろう」と推薦している。本や映像で戦争を断片的に知っているが、それがイメージで固定化されていないか。頭を更地にして読もう。

3978大日本帝国158136 
45年を経ての新版ということは、ときの経過に耐えられる内容だとの証明だろう。皮肉にも、安保法制が読ませてくれるきっかけになった。少なくとも安倍首相が妄想する「美しい日本」の結末が、如何に悲惨であったかが見えて来るに違いない。首相はポツダム宣言すらつまびらかに読んでいないそうだ。文庫本とはいえ、計2000㌻は長い闘いになる
 

PageTop