楽農楽写Z

西中国山地の風景だけを撮影する団塊男が定年後、広島県安芸太田町に休耕田付きの民家を借りて、田舎暮らしを楽しんでいます。豊かな自然を紹介しながら、地域の情報を発信します。       

春の雪

 午後から水路工事の準備作業をする予定だったが、重い雪が降り止まず明日へ延期になった。今夜どのくらい積もるかにもよるが、10㌢ぐらいなら天候さえ回復すれば支障はない。3日に生コンを入れる予定だ。それより、猿対策でタマネギを囲ったネットが潰れないか心配だ。最近ときどき、猿が出るようになりネットを外せない。はたくか、水をかけて雪を落とすしかない。嫌な雪だがこの時期、部屋から撮れる定番ポイントがあり、満開の紅梅に慰めてもらう。

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大雪に見えるがそれほどでもない。湿っぽい雪ですぐ融けるから積もらない。夜になると別だが

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雪は1センチ角の網目をすり抜けてくれないから、すぐ白くなる。向うにはほぼ満開の紅梅

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囲ったネットの写真を撮っていて、土に埋めたニンジンが掘り出されているのに気付いた。猪にしては掘り返していないし、猿ならかじっているだろうし、山へ持って帰るだろう。周囲に足跡もなく、犯人を特定できない

 このブログを書いている間に一気に雪が降ったようで、囲いのネットが潰れる寸前の状態になっていた。降る雪の中、悪戦苦闘しながらネットを外した。一部タマネギが傷んだ。早目に外せばいいものを、判断が甘かった。

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ネットを止めていたヒモをほどくのに指がかじかんで、痛くなった。わずか5センチぐらいでこの苦労

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「戦争法廃止」署名活動

 広島県九条の会ネットワークなどによる、全国2000万を目指す「戦争法廃止」の署名活動が、安佐南区の高取団地で取り組まれた。参加は約70人、ペアに分かれ一つの番地約20軒を訪問した。86歳の女性は「孫も社会人になり安心しているが、これ(戦争法)が心配」と、快く署名いただいた。それにしても留守が多い。彼女によると高齢化で空き家や一人暮らしが多い区画だと言う。私たちのペアで断られたのは3軒、6筆の協力があった。地道な活動だ。

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団地内の公園に集合。寒くもなく、トラブルもなく約1時間で終了した。「最近は近所の交流が本当に少なくなった」と寂しく話す86歳の女性。大きな家が密集しているが、高齢化の深刻さは田舎以上かも知れない

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復帰者二人

 体調を崩して安芸太田フォトクラブを一時休会していた二人が、例会に元気な姿を見せた。いつにも増して賑やか、やっぱり人は顔を合わせてこそ元気になれる。「写真に感謝」と言ったところだ。その一人の家に国の天然記念物のヤマネが入って来たとのこと。手の平に乗せても逃げず、写真に撮って役場へ連絡。広島市安佐動物園公園へもらわれていった言う。心優しい人だ。写真以外にも田舎ならではの楽しい話題がある。こんな例会もいいものだ。

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撮影会がなかったにしては質量ともまずまず。雪の季節は何とか写真になるものだ

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背中に帯状の黒い部分があるのがヤマネの特徴。カメラ目線だったらよかった

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上位に選ばれた作品。右下は私の写真

左上=雨上がりの幻想的な風景。山並みにもう少しコントラストがあったら申し分なし。クラブの
    撮影会で走った道からだそうだが、どうしても位置を特定できない。例会に旧町村別の詳
    しい地図が必要だ

左下=温井ダムに差し込む朝日。冬の光は思った以上に強烈だ。少なくていいから降ったば
    かりの雪があったら、別世界になっていただろう。地元のSさんにはいくらでもチャンス
    がある

右上=画面の下、右寄りにポツンと一軒の家がある。そこにだけ日が当たって家が白く光った。
    山はうっすらと雪化粧、大きな風景写真になって成功

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加計高クリアファイル

 私の写真が使われている県立加計高校のクリアファイルが届いた。同校の特色と写真が升目状にデザインされている。私の写真には「人柄の良い地域と豊かな自然」のフレーズが付いている。同校にとって生徒の減少は大きな問題だ。ファイルはそれを食い止めようとするPR素材として使われる。対象は日本全国。校名の下にあるコピーには「人柄の良い生徒・先生・地域に 囲まれて育った3年間は あなたの人生を大きく変えます」とある。

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私の写真は、見頃になった筒賀の大銀杏を見上げる女性と子供。写真の提供はささやかな地域貢献である

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三段峡憲章会議 延長戦へ

 昨夜、4回目の三段峡憲章会議が開かれた。当初、3月21日のシンポジウムで憲章案で発表する予定だったが議論はまとまらず、6月メドとなった。よくある諮問する側が敷いたレールを走る審議会とは違い、活発な意見が出された証拠だ。委員のほとんどが町外出身者で、遠慮のない発言がいい。多様な視点からの指摘を聞き、三段峡の価値や課題を改めて知る機会になった。長距離を歩くのがネックだったが、撮影対象として近い存在になった。

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会議は午後6時から3時間の予定だが、時間内に収まらないのが常。昨夜が最終回の予定だったが延長戦へ。次は3月13日、新年度に入っても召集がかかる

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周防プチ旅行

 昨年12月、大分フグ旅行に出かけた3夫婦が、周防大島・サザンセトの「伊勢海老づくし」プランに釣られて、日月の1泊2日で出かけた。初日は柳井の白壁通り、周防大島の陸奥記念館と星野哲郎記念館。2日目は魚の買い物からスタートして、「里山資本主義」で話題になった島のジャム工房でコーヒータイム。温泉に入った後、世界ブランドになった「獺祭」の旭酒造へ。立ち寄る度に荷物は増え、締めの「山賊」で腹もパンパンになった。次回は信州。

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柳井・白壁通り。ガイド風の男性に、ボランティアガイドについて尋ねると、横にいた女性が「資料の準備はないですが、私が」と快く引き受けていただいた。さりげない「おもてなし感」が三ツ星マーク

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豪商・国森家住宅。2階の巨大な梁に圧倒される。当時の商売の様子や火事、泥棒対策について、当家の女性が分かりやすく解説された。ここにもおもてなし感

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甘露醤油資料館。40年近く前、写真クラブの撮影会で来たことを思い出した。当然のようにお買い物

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小路から見上げると狭い空があった。2枚目は柳井日日新聞社、どうしても撮りたくなる。3枚目は小路にあった松本清張の紀行文、引き込まれるように読んだ

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昭和18年、柱島沖で謎の爆発で沈没した戦艦の「陸奥記念館」。建造時や就役している当時の粗くて不鮮明な写真、引き揚げられた遺品や部品、手紙などが戦争の時代を語りかける

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周防大島出身の作詞家・星野照郎さんの記念館。撮影可はエントランスのみ。穏やかな瀬戸内海を見ながら、ヘッドホンでヒット曲を聞けたり、カラオケルームで歌えたりできる。歌謡曲ファンにはたまらないひとときになるだろう

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新聞広告で見つけた「サンシャイン サザンセト」の伊勢海老づくしプランに舌鼓。現役のころ、広告効果はどんなものかと思っていたが、ターゲットの世代になっている

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2日目。店開きしたばかりの魚屋さん。大将が作った500円均一のみりん漬けは、一つ買うと一つサービスの超特価。笑わせるセールストークが次々とびだし、数が増えた

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瀬戸内ジャムズガーデン。特産の柑橘類を使ったジャムづくりで島に元気を呼び込んでいる。「里山資本主義」の代表例。ジャムを試食し、購入した後、カフェでゆっくり

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「獺祭」の旭酒造。小さな川が流れる山あいに、不似合なほどの工場が立つ。酒蔵から脱して世界へ飛躍した。試飲したら何か一言いいたくなる。「普段には飲めんよねぇ」

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山あいにある、ど派手な「山賊」。山賊焼と山賊むすびで腹いっぱい。
満艦飾の鯉のぼりは、元気な日本になって欲しいとの願いだそうだ。風が吹いたらどうなるのだろう

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周防大島出身の民俗学者・宮本常一さんの写真集。サザンセトの本棚にあったので欲しくなり、宮本常一記念館へ出向いた。昭和30年から55年までの日本の素顔が記録されている。豊かではないのに、人々の明るい表情が印象深い

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全額補助

 1月下旬の大雪で崩れた坪野大歳神社の屋根の修理について、臨時の部落総会が開かれた。修理費は約30万円。総代が神社会計を、私が部落の財政状況を説明して協議に入った。6年前の道路舗装では部落が半額を負担したが、今回は神社会計が潤沢ではなく、全額補助が決まった。幸い部落の財政は健全だが、大風で境内の大木が倒れて建物が壊れでもしたら一大事だ。高齢・過疎化が進む日本国中の集落が、同じ悩みを抱えているのだろう。

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神社会計をめぐって、神楽のときの寄付が減ったことや祭礼を減らす声も出された

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壁紙(芸北・八幡:16年2月18日撮影)

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初ダイヤモンドダスト                                    (芸北八幡:16年2月18日撮影)

 氷点下16度、快晴無風。芸北八幡の早朝は絶好の撮影日和になった。樹木は霧氷をまとい、霧が湧き立ち、人生初のダイヤモンドダストに巡り合えた。出会うのではないかと思っていたら、会社の先輩の紺野さんが主宰する「芸北写真塾」の皆さんと一緒になった。ところが紺野さんも私も重装備で、すれ違っても最初は気付かなかった。元気そうで何より。各自の判断で撮影に来られたようで、仕事前の人もいて一人減り二人減り。これが地元の強みだ。
                                                紺野さんのブログ「山に暮らせば」http://geihoku.exblog.jp/

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八幡への途中に立ち寄った聖湖。氷点下9度、霧氷も少ない。八幡とは直線で約3キロ、標高差はないのに気温差は7度もある

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日の出直前の午前7時。芸北写真塾の皆さんによると、氷点下18度や20度の情報もあったとのことだ。八幡へ入った所でウロウロしていたら、後ろの191スキー場へ日が当たり始めた。急いで八幡の集落へ向かった

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1枚目は大歳神社。電柱が邪魔になると思はないでほしい。人の営みがあるのだから

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ダイヤモンドダストを狙う芸北写真塾の皆さん、右端が紺野さん

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やっと捉えたダイヤモンドダスト。北海道や東北、信州に比べれば「ひよこ」のようなものだろうが、見ただけでも喜びだ        ※写真をクリックして確認してみてください

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霧が湧いては消え、湧いては消え。枚数が増える増える。寒さは感じない

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日が高くなり条件は悪くなってきたが、霧氷は頑張ってくれているので八幡を走った

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霧氷の撮り納めは長者原。川を覗くと驚いたカモが飛び立った

 帰り路、戸河内小板・見浦牧場の牛たちに挨拶した。4回目の面会。今日は主人と同伴、牛も安心したのか、私を覚えてくれたのか、前回ほどは逃げなかった。主人の話は興味深い。冬を屋外で越せる牛にするまでの50年の苦労が積み重なっている。最近は、大きくて強いだけではリーダーにはなれないそうだ。牛にも「徳」が必要なのだ。撮影だけでは申し訳なく、肉を購入した。「感想を聞かせて欲しい、厳しい評価も」と主人。味に自信がある表情だ。

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我が子をなめる母牛。主人は「いい表情を撮って下さい 」と言われるが、牛の気持ちを読み取り、それを写真にするには道遥か

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写真倶楽部「夢」作品展

 楽農楽写Zへお越しになる「おでかけリンちゃん」所属の写真倶楽部「夢」の作品展へ出かけた。海外あり、北海道あり、バラエティーに富んだ力作揃い。安芸郡府中町の府中南公民館を拠点に活動していて14回目。安芸太田フォトクラブの先輩格だ。展示場所は公民館の入り口横、少し狭いのが残念だが、私がいた20分の間に6人が立ち寄り盛況だった。作品展は21日(日)午後4時まで。県内を走り回る「リンちゃん」のブログは「ひろしまフォト歩き」。
                                                    「ひろしまフォト歩き」=http://photolife63.blog.fc2.com/

6924「夢」写真展162151 
男性は「きれいだなぁ」を連発しながら作品に見入った。芳名録ではなく、感想を書いて紙箱に入れる方式が参考になった。好きな写真に投票してもらうのもいいかもしれない

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