楽農楽写Z

西中国山地の風景だけを撮影する団塊男が定年後、広島県安芸太田町に休耕田付きの民家を借りて、田舎暮らしを楽しんでいます。豊かな自然を紹介しながら、地域の情報を発信します。       

写真整理

 パソコン内にたまっている、正月以来の写真を整理した。フォルダーに名前を付け、不要な写真を削除するのだが、大量でしかも誤ってブログに使用した原版を消してはいけないので、意外に手間取る。1枚1枚チェックすると眼がチカチカしてくる。午前と午後、休憩を挟みながら計7時間の作業になった。処理出来たのは3月20日までだから、もう一日かかる計算になる。猛暑にかこつけて、エアコンの効いた部屋に閉じこもるには好都合な言い訳になる。

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黒丸が付いているのが処理済みのフォルダー。その都度、整理しておけばいいのだが

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鉄道ファン

 猛暑の中、人の気配が感じられない眠ったような集落に、小学6年の鉄道ファンがやって来た。1954年、可部線の布―加計間が開通した際、国鉄が2万キロに達した。その記念碑が坪野にある。13年前に廃止された可部線の駅を巡っているのだそうだ。運転手はおじいちゃん、付き添いはおばあちゃん。「私らぁにゃぁ分からんのですが、この子が調べたんです」と笑顔。自由研究だろうか、孫のパワーに引っ張られたようだ。ムッとした暑さが爽やかになった。

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新幹線がきっかけで3年前に鉄道ファンになったという。彼が生まれる1年前に可部―三段峡間が廃止された、ときの流れは速い。碑の周りの花壇は、近所の佐々木さんがボランティアで手入れしている。心づくしの歓迎だ

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防災訓練&草刈り

 今年で3回目になる坪野地区の防災訓練があった。昨年は実施時刻を知らせていたため、消防車が巡回して避難を呼びかける前に避難場所へ来た人もいた。これでは、サイレンや呼びかけの放送が聞こえたかどうか分らない。今年は、時刻を非公開にした。一部で聞こえ難いとの指摘があった。課題の発見が訓練の意味でもある。自力避難が困難な高齢者へは「本番のときは背負うて避難しますからね」と声掛けをした。住民の顔が分かる田舎の訓練である。

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遠くからの消防車のサイレンと避難呼びかけを聞いて避難所へ向かう住民(画面中央)。後を追う消防車は集落内へ入って行った

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避難場所の一つ、善福寺の駐車場。本番では本堂になる。留守や高齢で避難が難しい人をチェックして漏れがないかを確認した
                      ◆
 今日までの5日間、家の周囲の草を刈ったり、草刈り隊に出動したり、坪野川を清掃したり。暑さを避けて午前中の作業でも大汗をかく。疲れではない「だるさ」が、ジワリと体に溜まる。アルコールも増える。要節制、無理は厳禁。

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3日前に刈ったのに早くも伸びて薄く緑になっている。隣の不在者の田んぼは50センチ以上になっている

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昨年、会社の先輩からもらったコスモスが咲いた場所には種が落ち、秋をめざして伸びている。草と一緒に刈り残した

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半数が撮影会作品

 出品点数33、うち半数は撮影会での作品。安芸太田フォトクラブの例会は苦戦の季節に入ったようだ。得票も僅差で並んだ。選ばれた10点はすべて安芸太田町内で撮影された作品になり、地元密着のクラブらしくていい。1位は筒賀・井仁の大江さんの「白い石垣」。半切サイズに再プリントして展示するのだが、大江さんは初めて選ばれた。当然、追加のプリント代が必要になるものの嬉しい出費ではある。来月の撮影会は午前4時ごろ集合、雲海の予定だ。

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好きな写真を5点選び、順位を付けるのは楽しくもあり、悩ましくもあり

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上位に選ばれた作品

左上=井仁の棚田、地元に住んでいる強み。草が生えていない棚田のきれいな石垣が見事
     だ。電線があるものの、それを気にして撮影をためらうべきではない

左下=偶然に出くわし、近距離でボスに威嚇されながら撮影した。私も猿に怒られたこと
     はあるが鳥肌が立つ。それもあってピントが外れている。シャッター切ったことに
              拍手である

右上=撮影会の龍頭峡。水量が多く、流れのバランスもいい。スローシャッターだが、無風
     に近く岸辺の植物は揺れていない。滅多にない好条件だった

右下=雨上がり、虹が出たので急いで撮影マイポイントへ走ったそうだ。普段なら絵になり
     難い住宅だが、差し込んだ陽に浮かび上がり成功した

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信州4泊5日

 いつもの3夫婦が4泊5日で信州松本、上田、長野を巡った。梅雨の最中なのでアルプスの山々へは雲がかかり続けたが、幸い雨に降られなかった。今回のテーマは「歴史と文化」。国宝・松本城と大河ドラマ・真田丸にちなんだ上田城、真田氏歴史館、池波正太郎真田太平記館に、北斎館、碌山美術館、田淵行男記念館。安楽寺、岩松院、善光寺の仏閣。加えて重要文化財の旧開智学校に大王わさび農場などメニュー盛りだくさん。全行程は1720㌔だった。

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車は6人乗ってもゆったり。流石に信州では広島ナンバーは1台しか見なかった

 長編になります。飛ばし飛ばしどうぞ。

☆1日目(14日)=松本
 広島の自宅を午前4時発、山県郡千代田で上田夫婦と合流し一路松本へ。中国道、名神、中央道を快調に走り、午後2時過ぎには松本城へ到着した。説明文には「闘うための堅固な天守」とあるが、絵や写真になる美しさだった。急な階段を上った天守ではいい風が吹き抜け、座って涼んだ。お殿様も雪をかぶった雄大なアルプスを見たのだろう。旧開智学校は明治9年に建設、昭和39年に現在地へ移築復元された。教育県・長野を象徴する建物だ。

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松本城。階段は今までの城の中で一番急だった。あと10年もしないうちに登れない体になるだろう。むしろ下りの方が危ない

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擬洋風建築の旧開智学校の校舎。明治初期、時代の転換を強烈に発信したに違いない。内部撮影が出来なくて残念

☆2日目(15日)=上田
 私は大河ドラマ・真田丸を見ていないが、見ている5人にとっては今回の旅の本命の一日。上田城櫓、真田丸大河ドラマ館、池波正太郎真田太平記館、真田氏記念館と真田オンパレードになった。平日だが観光客は多い。私たちと似たような年恰好がほとんどで外国人は少なく、日本の高齢者が金を落としている。宿は別所温泉のちょっと高い旅館。近くにある安楽寺、常楽寺は見応えがあった。それにしても、たいして飲んでいないのに、9時前には寝てしまう。

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上田城。櫓入り口の係員に話しかけると心安く説明してくださった。アマチュアらしさがいい

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池波正太郎真田太平記館(上)と真田氏記念館。昼に食べたそばの量は広島の倍以上あった。腹いっぱい状態で見学

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信州清酒・亀齢の岡崎酒造。広島にも「亀齢」がある。だから信州清酒になっているのだろう。当然、お買い物

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別所温泉近くの常楽寺。立派な茅葺き屋根だ。裏へ回ると、思い通り植物が生えていた。維持管理は大変だろうと思う

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安楽寺、下は国宝八角三重塔。
現代にも勝る技術と美の感覚、こんな素晴らしい建造物を見るといつも思うのだが、「人は果たして進歩しているのだろうか」

☆3日目(16日)=小布施、善光寺など

 朝食前、遠く善光寺に向かい合う北向観音へ参拝。ゆかりのある葛飾北斎を起点にした、地域おこしの成功例として知られている小布施町へ。洒落ていて歴史を感じさせる街並みには、若い観光客も多い。「北斎館」は飽きさせない、北斎漫画2冊を購入した。その後、北斎の天井画と広島藩主だった福島正則の霊廟がある岩松院へ。締めは今、セクハラ・パワハラで話題の善光寺。30数年前、労組の合理化集会以来で、覚えていたのはお戒壇めぐりだけ。

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北向観音。一日で善光寺へも参拝する有り難いコース。さて何を拝んでいるのやら

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北斎館。売店も撮影禁止、エントランスが良くて救われた。やっと私が写真に登場

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北斎の天井画がある岩松院。福島正則が丁重に祀られていてホッとさせられた

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善光寺。下の写真の牛と同じデザインの置物を30数年前に土産で買った。8,000円だったと思う

☆4日目(17日)=安曇野、松本
 アルプスを背に田園風景が広がる安曇野。そんなイメージが焼き付いているが、それ以上に印象深かったのが、碌山美術館だった。日本近代彫刻の扉を開いた荻原守衛(碌山)の作品を展示している。ときを経たレンガ造りの重厚感が、迫力ある作品を包み込んでいる。大王わさび園は圧巻だ。100年前に開墾した人の力には感心する。田淵行男記念館ではモノクロの山岳写真に溜息ばかり。そして、旅の終わりは松本の中町通り、蔵シック館は別空間。

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碌山美術館。建設当時のビデオを見る。大手建設会社が採算度外視で建設に協力、中学生が資材運びに動員された。今だったら大問題になる。その子供たちは75歳ぐらいか

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大王わさび園。観光客が詰めかけるが、寒冷紗の下では黙々と作業が続いている。
ビデオや写真で苦難の歴史を伝えている。15ヘクタール、全国のわさび生産の1割を占める

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田淵行男記念館。色に頼る、色でごまかす写真に警鐘を鳴らしているかのようだった

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松本の中町・蔵シック館(上)と川を挟んだ向かいにある繩手通り。洒落た街並みづくりが観光客を引きつける

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NPO法人設立総会

 特定非営利活動法人「三段峡―太田川流域研究会」〈略称は自虐的に三流会)の設立総会が開かれ、設立趣意書や定款を確認した。認可されるのは数か月後。私は理事に名を連ねる。総会の前に設立記念事業として、北広島町の「西中国山地自然史研究会」と、総務省のふるさとづくり大賞に輝いた「芸北せどやま再生事業」を視察した。芸北町時代からの自然を大切にする粘り強さと、山の資源を生かす「せどやま事業」の力強さを感じた。

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車座になって協議する設立総会。「三流会」の目的は、「里山の自然を活用したライフスタイルの実現」

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西中国山地自然史研究会の白川さんから活動の内容を聞き、オークガーデンで薪が使われている現場を視察した。2枚目は薪ストーブの説明をする白川さん、3枚目は温泉施設のボイラー棟を見学する会員

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芸北・千町原近くの「芸北高原の自然館」を視察する会員。自然保護の拠点施設

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 視察終了後、設立総会までに時間があったので、頭を雲に隠した臥竜山へ足を伸ばした。べったり、動きの悪い雲(霧)だった。
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時間はわずか40分の駆け足撮影。
アジサイは少し遅かった

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 14日から18日まで、「真田丸」にあやかって信州へでかけます。
 「楽農楽写Z」は、しばらくお休みします。ではまた。

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「総出・イベント」組長会議

 坪野部落の年中行事に、盆を前にした総出作業がある。高齢化が進み、部落総会では「全戸参加」について意見も出された。出られる人だけにするのは簡単だが、地域の弱体化に拍車がかかる。街へ出ている人にも協力を呼び掛けることになった。作業終了後、交流を深めるために「素麺&フリマ」イベントを企画した。初の取り組みなので昨夜、組長会議を開いて細部を確認した。素麺・肴は無料、ビールは100円。失敗を気にせず、まずはやってみることだ。

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「昔は盆踊りがあったのに」。行事は多いのだが住民がワイワイ「飲む」機会は少ない。高齢化をぶっ飛ばしたいものだ

※会議が終わって晩酌をし、ちょっと横になったらそのまま寝込んでしまい、またまた一日遅
  れの掲載になりました。反省。

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壁紙(筒賀・龍頭峡:16年7月9日撮影)

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雨上がり(筒賀・龍頭峡:16年7月9日撮影)

 7月から9月は撮影場所に迷う時期だ。昨日の安芸太田フォトクラブの撮影会は、近場で花の撮り方などをもう一度おさらいするつもりだった。筒賀・龍頭峡へ出かけると、前夜の強い雨で絶好の渓流になっていた。岩はしっとり、滝もしぶきをあげて迫力があった。往復1キロもない距離なのに、ときを忘れて3時間がかり。「お勉強会」は紫陽花を題材に約30分、ボケや背景の処理、露出補正などを再確認した。蜜蜂がモデルになってくれ、いい教材になった。

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強い雨の後、小さくても「〇〇峡」へ出かけてみよう。雨上がり数時間後ぐらいからがお勧め

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二段の滝と奥の滝。いつもはチョロチョロなのに、しぶきを吹き上げていた

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羽根の形に問題はあるが、2匹が運良く収まってくれた。F5.3、1/3200秒

※昨夜、広島でいつもの「近所麻雀」があったので、当日掲載が出来ませんでした。

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壁紙(筒賀・井仁:16年7月8日撮影)

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