楽農楽写Z

西中国山地の風景だけを撮影する団塊男が定年後、広島県安芸太田町に休耕田付きの民家を借りて、田舎暮らしを楽しんでいます。豊かな自然を紹介しながら、地域の情報を発信します。       

祭礼(坪野大歳神社:16年10月30日撮影)

 神楽で明けた今日は午後、坪野大歳神社の祭礼。本来ならブログのカテゴリーは「地域発」だが、モノクロ写真にしたので「撮影レポート」にした。軟らかい秋の日差しのお陰もあって、モノクロ撮影には好条件になった。田舎のひなびた神社の行事は、カラーよりモノクロ向きだと発見したのが収獲だ。今回は会場準備や神事を撮らなかった。あれやらこれやら話す人の表情や、神主の所作を撮れたらと思うが、私も参拝者の一人だからなかなか難しい。

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なぜか写真や状況の説明をしたくなくなった。あえて1枚目は、拝殿へ上がる所のしめ縄の影

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神楽

 29日夜、2年に一度の神楽奉納があった。地元の人ほどには神楽に詳しくないが、演技のテンポには慣れてくるもので、帳場に座った翌午前2時が早くやって来た。神楽団を招くには、戸別負担金と花代を合わせて、住民の負担は相当な額になる。戸数が減ると万単位で拠出しないと開催出来なくなる。西中国山地のかけがえのない伝統芸能である神楽を、未来へ受け継ぐには、若い団員の確保と同時に、集落の衰退を食い止めることが欠かせない。

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神楽会場になる交流センター横へ控室用のテントを組み立てる住民。トラックで衣装や舞台装置が運び込まれる

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舞台を準備する団員。若い人が多く、こちらがウキウキする。神楽には若者を引き付ける魔法の力がある

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大歳神社での四方祓い。神様に神楽を奉納することを告げる儀式なのだろう。神楽はかつて、神社の拝殿で演じられていた。蛍光灯1本の手持ち撮影。不鮮明だが、いい感じになった

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演じるのは坪野の近くの津浪神楽団。開演の9時半の観客は日本シリーズとバッティングして10人足らずだった。カープの敗戦が決まったころから来場が増えた。部落長の私の挨拶はこの舞のあとにずれ込んだ

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神楽で感心するのは太鼓や鉦、笛の囃子。楽譜もなければ指揮者もいないのに、乱れることなく舞を盛り上げる

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鬼や大蛇(おろち)がいきなり客席へ飛び降りて子供たちを驚かす。神楽DNAが擦り込まれるはずだ

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八岐の大蛇(やまたのおろち)。上の写真、激しく動く大蛇の隙間から奇跡的に奇稲田姫の顔を捉えられ、 してやったり。下の写真は大蛇に飲ませる酒を造った老夫婦が、大蛇に追われて逃げる場面。見せ場の一つだ

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こじんまり

 参加者5人、出品者7人、作品23点。安芸太田フォトクラブブの例会は最近になく、こじんまりした集まりになった。秋らしい華やかな情景は少ない。いつもの投票方式をやめて、一人が好きな写真2点を選んで、その理由を話す形にした。それぞれの見方があって興味深い。この方法でも妥当な作品がピックアップされた。講評は私がするのだが、いつかクラブ員が交代で仕切る例会になったら、違う視点が見つかって面白いかもしれない。

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トリミング用の型紙が気に入った岩城さん(右)。選考が終わり、展示するために額へ入れた写真に型紙を当ててさらに検討

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選ばれた作品

左上=稲刈り体験。ポーズをとってもらったのが成功、鎌と稲がいい形になった。細かく見ると
    表情に若干不満はあるが、大人になったとき、かけがえのない写真になる

左下=今年は秋らしい雲がなかなかでない。いい感じの空になった。電柱や建物、中央に立
    つ棒が邪魔になるかどうか、あるものは仕方ない、人の生活がある、と思えばだんだん
    気にならなくなる

右上=臥竜山から見た八幡の集落。霧が深く民家が薄くしか見えないのが残念。手前の紅葉
    がもっと進んでいれば、また違う大きな風景になっただろう

右下=漆喰が少しはげた小さな倉のたたずまいがいい。あと十日もすれば周囲の広葉樹は色
    付いて、全く違う雰囲気になるはずだ。夕方の斜光線が当たる場所なら最高だが

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動物駆逐用煙火の講習

 猿などを追い払う駆逐用煙火を使用する講習会に参加した。年1回の講習で手帳が更新される。会場は山に囲まれた廿日市市原の集会所、いかにも猿が出そうな山あいの集落だ。開会で地元の方が、「煙火を打っただけでは不十分、山の中へ追いかけなくてはダメ。その際は5、6匹に囲まれることがあるので刃物を持って」と挨拶された。まさに闘いの最前線。実際に威嚇された経験があればこその話で、全く同感だ。ただ、私は刃物ではなく丈夫な棒を持つ。

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強力な煙火なので事故防止が最優先。事故は減っているというが、手首から先や指を失った事例が報告された。参加者は17人、女性も戦列に加わっている

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浅い秋                                          (芸北・臥竜山など:16年10月23日撮影)

 日程がどうにも調整できなくて、私が所属している二つの写真クラブ合同の撮影会になった。でも、秋のこの時期、行事が多くて参加者は5人と寂しかった。初顔合わせでも違和感はない。同じ趣味のおかげだろう。今年の秋は遅くて、色付きが冴えない。しかも曇天だから、霧が流れる臥竜山ぐらいしか期待出来なかった。幸い、雪霊水あたりから上は霧に包まれた。「今年の紅葉の進み具合は1週間ぐらいの遅れ」が下界の写真愛好家への今日の情報だ。

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集合場所の戸河内インターへ行く前に、井仁の棚田へ立ち寄って1枚。乾きが悪いのだろう、稲がまだ干してあった

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深入山の麓、ススキが見ごろ。今日の写真は補正しているので、実際の感じは少し眠たい

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芸北・長者原の定点撮影している廃屋。わら屋根にトタンをかぶせるための木枠も崩れだした

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霧に包まれたので写真になった臥竜山。出会った写真愛好家は一人だった

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幟立て

 1週間後に秋祭りを控え、大歳神社と八幡神社に幟を立てた。今年は上坪野の担当で、2年に一度の神楽奉納があり、上部落長の私がその責任者になる。本降りだったら順延するところだったが、かすかな雨で作業は滞りなく進んだ。順調なスタートになって何よりだ。昨日、撮影した戸河内・鹿篭頭地区でつくづく感じたのだが、集落が生きている最後の証になるのが祭りの幟かも知れない。坪野にはまだ余力がある。が、いずれ部落全体での準備になるだろう。

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男性は主に幟の準備、女性は境内の落ち葉掃き。昨年はしめ縄づくりもあって時間がかかったが、今年は幟立てだけ。落ち葉も少な目だった

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立てるときは、75歳以下が少なくとも6人ぐらいは必要だ。「1メートルぐらい短こう(短く)したら楽になるがのう」。計6本を立てた

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壁紙(戸河内・鹿篭頭:16年10月21日撮影)

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ウルグアイ・ラウンド農道                                      (豊平・芸北など:16年10月21日撮影)

 三段峡会議や地区の文書の作成、家の周りの草刈り、畑仕事などでここ数日、ゴソゴソしていた。天気はさえないが、何となく写真を撮りたくなった。かねてから気になっていたウルグアイ・ラウンド対策事業で昨年度完成した農道を走った。1993年、一定量のコメ輸入が決まったのを受け、巨額の農業対策費がばらまかれた。その一つが北広島町豊平支所近くから同町細見までの11.3㌔、2車線の「広域営農団地農道整備事業」の幹線道路だ。

 2001年から始まって完成までに15年かかった。コメの輸入対策で作った農道と言うより、林道に近い。道があれば走る車はボツボツある。事業内容を示す看板には、受益面積は4494㌶とあるが、地域は衰退の一途をたどっている。道路を造る金は動いたが、決して農業振興になってはいない。広島市内に住む人には、秋の一日、豊平支所からこの農道を走ってみて欲しい。税金の使われ方に疑問を持たない人は、よほど鈍感だ。撮影はモノクロ主体。

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中間点の芸北・溝口にある事業告知看板。「広域営農団地」の実態があるとも思えないのに道ができた。右上の「食とふるさと広島2001」のワッペンが滑稽ですらある

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道路が墓地を避けられなかったのだろうか、左右に新設された墓地に立派な道路がついている

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それまでにあった林道との交差点。林道側の路面に「交差点注意」と書かれていたのがおかしかった。ライダーがエンジン音高く走り去った

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快適な秋のドライブ間違いなし。この先、王泊ダムから温井ダム、または芸北八幡方面へどうぞ

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山に新しい道ができると新しい風景が現れる。集落の営みが続くことを願うばかりだ

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自然へ還っていく廃屋。下の家は10年前までは、まだしっかりしていて、庭の紅葉といいコントラストだった

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田んぼは荒れ、空き家ばかりかと思う風景の中に祭りの幟が見えた。嬉しくもあり、悲しくもあり

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祭りや地域の話を聞きたくて、仕事中の人と話した。最盛期は20戸以上、今は5戸。祭りのときは神楽もしていたという。折々に帰って来て農作業をしているそうだ。私と同じ1948年生まれ

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話を聞いた方のお宅。風景に溶け込むこざっぱりした家だ。昔、裏山は落葉樹だったそうだ。素晴らしい春、秋だったに違いない

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モノクロでも撮影した。ススキがやっと秋にしてくれた。夕方の斜光線だったらどうなるかな

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県美抽選会&毎日写友会展

 来年度前期の県立美術館・県民ギャラリーの利用調整会議に出席した。県写真連盟展の場所取りで、早い話がくじによる抽選会だ。参加57団体が57室の中から選ぶのだが、複数室を押さえる団体があるので、納まらなくなる。会長の仕事で私が引いたのは16番。ホッ。ほぼ予定通りの2室を確保できた。希望がかなわず空室があっても辞退せざるを得ない団体もある。同行した事務局の小下さんと小声で「気の毒だねぇ」。来年は我が身かも知れない。

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マイクで場所を指定する小下事務局長。私がくじを引くところを小下さんが撮る予定だったが、緊張のためか失念
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 帰り道、県写連加盟団体・毎日写友会の第36回作品展にお邪魔した。会員6人の小所帯だが、作品はそれぞれ得意のジャンルがあるようで、一人が5、6枚を出品している。子供のスナップあり、カラーフイルムあり、祭りありで、変化に富んだ会場になっている。会員の方も会場に揃っていて、テーブルには宮島でのモノクロ写真撮影会のチラシが置いてあった。来年の県写連展へのモノクロ出品をお願いし、写真談議に花が咲いた。

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写真展会場で今日は例会。お客さんを案内したり、話し込んだり、楽しそうだ。西区民文化センター2階ギャラリー、16日まで
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 付録の1枚。モノクロ向きの風景だと思い、信号待ちを利用して、車のフロントガラス越しに 、ノーファインダーで撮影した。

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タイトルは「帰り道」か。雲がなく、画面がすっきりしているのが気に入った

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スカッと快勝

 CS初戦、勢いがあると言われた横浜を寄せ付けずカープが快勝した。試合開始1時間前に到着したテラス席で早速ビールをグィ、ピクニック気分になった。「負けるのではないか」と思わなくなるから不思議だ。ジョンソンが2塁を踏ませず完封勝利。ロペスも筒香も恐ろしさを感じさせなかった。1点づつ5点取って、勝ったので、「今日もカープは勝ち、勝ち、勝ち」の大合唱・万歳を計6回もさせてもらった。レギュラーシーズンの勝ちとは違う、爽快感があった。

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後ろの自由席とはえらい違いだ。一人4,500円だけのことはある。もう来ることはないのかなぁ

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プレーボール前の監督への花束贈呈。初戦だからこそ見られた。選手が一人ひとり呼ばれて登場したので、このころから早くも盛り上がりだした

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十数年ぶりに中国新聞の後輩に出会った。今は広告局の部長、カープの快進撃で売り上げは伸びるが、さぞ大変だろう。広告代理店の人と観戦だからお仕事だ。ご苦労様

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いつものジェット風船飛ばしと得点が入ったときの「万歳、万歳、万歳」の2枚。気分は最高だ

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プレーを撮影出来たのはこの1枚だけ。代打エルドレッドが初球をたたいて2塁打

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横浜ファンはビジター席(右上)以外ではほとんど見かけない。青いユニフォームで3塁側を埋めた東京ドームとは違う、マツダスタジアムでは完全アウエーになる

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3安打完封。ビジョンにはジョンソンが大写しになった。「次は日本ハムでよろしく」

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