楽農楽写Z

西中国山地の風景だけを撮影する団塊男が定年後、広島県安芸太田町に休耕田付きの民家を借りて、田舎暮らしを楽しんでいます。豊かな自然を紹介しながら、地域の情報を発信します。       

馬耕体験会

 安芸太田・井仁で棚田カフェの開店をめざしている、地域おこし協力隊員・友松君のブログで今朝、「馬耕体験会」を知った。今日は畑仕事を予定していたが、ジャガイモを植えただけで午後、撮影にお邪魔した。都会の井仁ファン家族ら約30人が参加。子どもたちは馬を怖がることもなく、お母さんと一緒に鋤へ取りついて馬耕に挑戦した。在来馬のコータロー君は山梨県のNPO法人・都留環境フォーラムからやって来た。ときが半世紀以上前へスリップした。
                                                 井仁の棚田のものがたり     http://initanada.blog.fc2.com/
                                                 NPO法人・都留環境フォーラム http://www.teforum.org

4607馬耕173282 
手綱で馬の動きのコントロールを体験する子ども。コータロー君は素直でおとなしく、頭がいい

4614馬耕173283 
馬が引く鋤の説明を聞く参加者。耕運前、子どもたちに何の道具か理解できたかどうか。実家にあった鋤より軽量化されているように見えた

4622馬耕173284 
大人と子どもが力を合わせて馬の力のすごさを知る「人力耕運」

4676馬耕173285 
馬のスピードが速く、思うようには鋤を操作できない。でも、果敢にチャレンジ

4689馬耕173286 
体験する中国新聞社の山田記者。「子供の談話の『すごい』を身をもって体験した」と、記者らしい感想

 実家に耕運機が来たのは、私が小学5年生のころだったから約60年前になる。「耕運機では浅いから、たまには牛で鋤かにぁいけん」と父は言っていた。今日の作業を見て、親がいかにキツイ仕事をしていたのか分かる。面白い話がある。「牛は田んぼの出口方向へ行くときは速いが、逆方向は遅くなる」「くたびれた牛が田に座り込んだ」「仕事が終わって、鋤を外すと牛が自分一人で牛小屋へさっさと帰った」。コメ作りは人も牛も過酷な労働だった。

                       ◆

3753ジャガイモ173281 
ジャガイモの植え付け。この後、株間に肥料をやって土をかぶせた。右のタマネギも段々勢いが出て来たような感じがする

PageTop

組長引継ぎ&総会

 3月下旬の週末の日曜は、組長引継ぎと部落総会に決まっている。明日の日曜が町議会選挙投票日のため、今年は一日繰り上がった。2組の組長引継ぎは会計を確認して、ささやかな弁当で和やかな会。部落総会では、住民からの要望に対する執行部としての考えや今後の取り組みについて私が説明し、概ね了解してもらった。新規事業の花見の宴、部落会計から草刈り隊への助成が承認された。今年は長引く役員改選がなく、1時間半で終了。ホッ。

3743二組引継ぎ173251 
2組引継ぎ会の記念撮影。6人のうち仕事と急な通院同伴で二人が欠席になり、寂しくなった

3748総会173252 
部落総会の後のテレビ組合総会。うっかりして部落総会を撮り忘れた。今年から「腰が痛くなる」との声を受け、テーブル席になった

PageTop

端境期

 冬でもなく春でもない端境期、「この時期は写真が撮り難い」が例会に集まってすぐ出た声だった。それでも評価できる作品があるから、写真は季節だけではないのが分かる。選ばれた10点を「川・森・文化交流センター」のロビーに飾るのだが、3作品の題名に「春」の漢字を使ってしまった。芸がないと言われそうだ。3月末には町の火葬場「千風苑」ロビーの写真を展示替えし、4月にはしだれ桜の開花に合わせて戸河内・与一野で写真展を開く。多忙な春になる。

3740例会1731242 
講評が終わって、展示する作品を額に入れるクラブ員。「額に入れるとよく見えるね」

3739例会173241 
上位に選ばれた作品。撮影がまずくて写真が変形した、陳謝

左上=撮影会での作品。どっしりとした杉の大木に巻かれたしめ縄の存在感が力強い。
     杉の肌やしめ縄、草地の色はきれいではない。モノクロで成功した

左下=唐草模様の倉壁のシリーズ作品。片隅の梅が、巡る春を告げている。倉は傷みが
     目立っているという。定点撮影してほしい

右上=撮影会での作品、春の太田川。川の中のネコヤナギが浮き上がり、対岸の竹が光
     って水面に映る。バックが暗く落ちて一層引き立った。

右下=ピントが合っているのは1カ所
近づいて撮ってネコヤナギの微妙な美しさに感
     動したそうだ。周辺を少しトリミングすればもっと引き締まった

PageTop

雪解け水期待外れ                                    (三段峡:17年3月22日撮影)

 早春が撮影出来ていない。雪解け水が多いのではと思い三段峡へ入った。水量はいつもより少し多い程度で、エメラルドグリーンは期待外れだった。数人の観光客に出会ったが、散策路には落石が転がっていて、まだ安全の確認作業はされていない。雪で狭くなった場所もある。この時期、木の葉がないので見通しがよく、普段より流れが近く見える。お薦めは4月中下旬からの芽吹きどきから、ゴールデンウイークころの新緑。今年は三段峡の開峡100年。

4305三段峡173223 

4324三段峡173224 

4348三段峡173225 

4361三段峡173226 
寒くもなく、陽は陰らず、気分のいい散策がてらの撮影になった
                      ◆
 撮影に行く途中、広島市立青少年野外活動センターのこども農園から「堆肥を持って行きます」と電話があった。いつもの所へ降ろしてもらった。

4486堆肥173227 
3メートル✖5メートル、高さ1.2メートル。ブルーシートから少しはみ出るので、週明けには鋤き込んで量を減らそう

PageTop

加計小学校卒業式

 自治会長へ案内があり、安芸太田町立加計小学校の卒業式へ出席した。我が子の式へは行っていないので、自分の卒業式以来56年ぶりになる。1時間10分、式は規律正しく進み、はきはきした子どもたちの声が体育館に響いた。送辞も答辞も落ち着いていて立派だった。我が身を振り返るとどうだったか、心もとない。同小は昨年、旧加計町の4校が統合して再スタートした。100人近い児童を見ると気分が明るくなる、子供こそが活力の源泉だと痛感する。

3721加計小卒業式173221 

3729加計小卒業式173222 
卒業生が5年間学び、閉校した小学校の教職員からメッセージが並んでいた。坪野地区には二人の卒業生がいた。もう小学生はいない

PageTop

迫幸一回顧展

 3月16日付、中国新聞文化面に大きく紹介されていた「迫幸一回顧展」に出かけた。戦後の広島写真界をリードした一人で、県写真連盟の創設にも尽力された。土門拳らのリアリズムに対し、主観主義の一角を担った。1950年代の作品を中心にモノクロ20点。現在の写真に比べ粒状は粗く、透明感に欠けるが、それが逆に被写体に迫る力を感じさせる。荒天の中で地引網を引く漁民を捉えた連作「海に繋がれる」は見る人を黙らせる。1時間の滞在となった。

3694迫回顧展173192 

3686迫回顧展173191  
会場の「カフェ ブレッソン」。東区二葉の里3-4-4、13時から21時、31日まで(定休水曜)

                    ◆

 帰り道、再開発で様相が一変している駅北をスナップした。人の息遣いが感じられる街になるまでに何年かかるだろうか。

3702駅北173193 

3703駅北173194 

3707駅北173195 

3708駅北173196 
最後の写真は新幹線北口。南口に比べれば、人通りは20分の1かも知れない。たまたま車が1台で一層寂しく見える

PageTop

梅&ホソバナコバイモ

 3月中旬の安芸太田は春まだ遅い。町内で広島に最も近い「花の駅・安野」をフォトクラブの撮影会の集合場所にした。紅梅は散り始めていたが、白梅は花も傷んでおらず満開だった。花桃の芽は膨らんでいて、あと1週間もすれば少しは賑やかになるだろう。次の津浪地区は標高差がさほどないのに梅が目立たない。主役は河内神社裏に自生しているホソバナコバイモ、写真愛好家グループが這いつくばって狙っていた。風が弱く撮影には好条件だった。

4103安野173181  

4137安野173182 

4166安野173184 

4186安野173185 

4146安野173183 
安野の5点。太田川を挟んだ向かいの山が急で、午前10時ぐらいまでは日陰になるからバックを暗くできる

4210津浪173186 

4204津浪1731811 
津浪の定番ポイント。梅の咲き具合は今一つで、苦戦するクラブ員

4240津浪173187 

4264津浪1731810 
河内神社裏のホソバナコバイモ。立ち入り制限を厳守、皆さんマナーのいい写真愛好家だった

4253津浪173188 

4257津浪173189 
役目を終わった神社のしめ縄が杉に巻かれていた。横には大木があり、モノクロ素材になった

PageTop

頑張れタマネギ

 とある理由で午前の2時間は、地区の吉村さんのドローン空撮をサポート。午後1時からは部落総会を前にした役員会議、3時過ぎからは猿対策でタマネギをネットで囲った。忙しそうだが体力を使うわけではなく、春らしくなった空気の中で気分のいい一日だった。よその畑は見ないようにしているが、今年もタマネギの育ちがイマイチなのが気にかかる。最近連続して作物の出来が思わしくない。土なのか、肥料なのか、菌なのか。楽農が苦悩になりかけている。

3682猿対策173171 
いつもの光景だが、植えた場所は道のすぐそばで、出来を目の前で見られてしまうのがキツイ

3676梅173172 
紅梅はほぼ満開になった。春分の日は近い、「楽農楽写」にエンジンをかける時期だ

PageTop

獅子身中の虫

 超格安で国有地が払い下げられたのは間違いないが、あとは何が事実か嘘か、分からないのが森友事件だ。信奉していたシン君に、バッサリ切り捨てられた籠池理事長が、破れかぶれになったかに見える。今後の展開が予想できなくなった。ロッキードも、リクルートも小さなニュースから始まった。森友事件は一市議の情報公開請求が端緒になった。シン君は、「マスコミは手なずけているから、アリバイづくり程度の報道で終わる」と、甘く見ていたに違いない。

3665森友173161 
自宅前で野党委員と一緒に取材対応する籠池氏(中央)。なぜ与党委員はいないのか。この面会で証人喚問の流れが決まった

3671森友173162 
この人は証人喚問の意味が分かっていない。シン君に対する侮辱を晴らすためではない、事実解明のための第一歩なのだ

 現地調査に入った参院予算委の野党委員を自宅に招き入れた籠池氏。思想信条が全く違う人、いわば「反日政党の面々」と、並んでカメラに納まる姿を誰が想像できただろうか。シン君への100万円寄付が飛び出した。真偽はともかく、籠池氏の今後の発言は予測不能だ。何か心当たりのあれば、シン君やトモミちゃん、松井大阪府知事にとってはビクビクものだろう。国会への参考人招致すら拒んでいた与党は、初動を誤って証人喚問に追い込まれた。

 市議の情報公開請求は「天網恢恢疎にして漏らさず」にあたる。「獅子身中の虫」、シン君は支持母体・日本会議の中に虫がいるとは思いもしなかっただろう。もっともシン君が籠池氏を虫にしたのだが。ことわざは、何千年経っても、人は同じ間違いを繰りかえしていると教えてくれる。「権力は腐敗する。絶対的権力は絶対腐敗する」。自民党内も、官僚機構も、国会も、マスコミも押さえ付けていると思っているシン君へ捧げる格言である。意外と脆いかも。

PageTop

瓢箪からジャガイモ

 昨年の秋ジャガは育ちが悪かった。11月、産業祭の出品用に1株ほど試し掘りをしたら、ピンポン玉ぐらいだったので、収穫する気にもならなくなった。そのまま放置していたが、耕運しなくてはならないから仕方なく掘ってみた。すると立派な芋が出てきた。土の中で一冬越した味はどうか。レンジでチンして、味付けなし食べると甘さがあって大合格。秋ジャガは必要に応じて、春までその都度収穫すればいいのだ。ただ、春ジャガが夏を土の中で越せるかは不明。

3638ジャガイモ173161 
畝にある白いひものようなのは枯れたジャガイモの茎。手前のバスケットは小さなジャガイモ、芽を出すから残らず収穫する

PageTop