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楽農楽写Z

西中国山地の風景だけを撮影する団塊男が定年後、広島県安芸太田町に休耕田付きの民家を借りて、田舎暮らしを楽しんでいます。豊かな自然を紹介しながら、地域の情報を発信します。       

足かせ

  長々と続く梅雨空、県道脇のがけ崩れや大規模農道の崩壊などがあって、危険な場所が多い安芸太田町では、むやみに車を走らせたくない。例会を1週間ずらして昨日開いた。コロナがあり、撮影意欲の足かせになっているようで若干低調だった。来週末の連休に撮影会を予定するが、天気予報とにらめっこになる。このままだと稲作に影響しかねないし、秋の色付きが懸念される。何とも嫌な2020年、オリンピック気分は遥か遠く彼方へ吹っ飛んでいる。

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作品を展示している川・森・文化交流センターのロビーにコロナ対策のロープが張られた。滞在利用をしないよう注意している。作品は遠くから見てもらうしかない

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上位に選ばれた作品

左上=上半分に霧が立ち込め、田の水を見回る人の傘。梅雨時のいい雰囲気だ。数秒後、
   全身が見える所だったらどうだろう

左下=上下左右を対称のように撮れる数少ない場所。苗がもう少し伸び、青空か、絵に
   なる雲が出ていれば、里山讃歌になる

右上=指先にまで力が入り、シャツは膨らんでベストタイミング。背景がごちゃごちゃ
   しているが、この子が大人になったとき、それも思い出になる

右下=普段は何でもない場所だが、小さな花が撮影ポイントにしてくれた。カメラ位置
   を下げて、手前の花を大きくし、水平ラインを上げる手もあった

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さんけん新聞 38号

 さんけんの正式名称は「三段峡-太田川流域研究会」である。開峡100周年を前に三段峡憲章を議論した際、「下流を含めた流域全体を視野に入れるべき」との認識で一致した経緯があり、名称に太田川流域が入った。安芸太田町など上流域へ国内最大規模の風力発電計画が持ち上がった。環境や生態、景観などに大きな影響が考えられ、さんけんは理事会で情報収集・提供を確認した。さんけんの使命でもある。今後数年間にわたって、紙面に登場するだろう。
さんけん新聞 2020年7月号2校確定版_page-0001 - コピー
「一口メモ」は文字数が少ないだけにまとめるのは難しい。執筆担当者は5倍ぐらいの文字数で執筆している。 多くは削除されているがこれからもたっぷり書いてほしい、元原稿はパソコンに保管されているから

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労組OB飲み会

 中国新聞へ連載された山城滋さん執筆の「維新の残り火・近代の原風景」が出版された。当然のように昨日、四半世紀以上前のいつもの労組役員仲間が祝いのグラスを傾けた。併せて秋の府中町議選へ初出馬する田中伸武さんと買収疑惑の河井容疑者夫婦を追及する市民グループの先頭に立つ山根岩男さんを激励する会になった。店は歩道に面したビアテラス。偶然、写真記者の川村奈菜さんが通りかかり、かつての上司と目が合って引きずり込まれ、一段と賑わった。

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いつもは居酒屋が会場になるが、コロナが心配なのでビアテラスになった。運よく雨も上がり、爽やかな風が吹き抜けた

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談笑する川村記者(左から二人目)。顔見知りとは言え元上司、しかも前期高齢者。遠慮なく入ってもらえると「おじいちゃん連中」は嬉しい

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上げれば夕焼け。広島駅前のタワーマンションは未だ完売ではない。コロナが追い討ちをかけるか

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前列着席者右から町議選立候補予定の田中さん、出版した山城さん、河井容疑者夫婦を追及する山根さん。川村記者撮影・提供

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「維新の残り火」は表の歴史ではなく、敗者や隠され、埋もれた史実を追ったルポ。定価1800円(税別)、弦書房。「府中愛新聞」は取材や整理記者だった田中さんの独壇場。他の候補予定者には真似のできない紙面だ

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集落を歩く 戸河内猪山

  集落には明治以降の戦争にまつわる石碑がある。ほかにも圃場整備や林道の完成、学校跡地を記す碑が残る。地域の歴史や住民の古里への想いが刻まれている。懸命に読み取ろうとするが、時がたち不鮮明で戦前の文章は読みづらく、消化不良になる。戸河内・猪山には日清戦争で戦死した一人の兵士の経歴などを漢文で記した碑と、よく手入れされた日露戦争の戦病死者と出征兵士の碑がある。彼らが衰退する今の故郷を見てどう思うのか、いつも言葉を失う。

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日清戦争で戦死した佐藤小三郎さんの碑。外地で戦死した初めての人だったのではないかと思う。家族ははもちろん、住民にとっても衝撃の大きさを物語る、詳細な経過を伝える碑文である

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日露戦役紀念碑。戦病死者3人、出征者9人、いずれも下級の兵士。貴重な労働力であっただろう12人の若者が山間部の集落から駆り出された

 集落から少し高い位置にあった小学校跡地は意外に広く、きれいに整備されている。2009年の真新しい小さな閉校記念碑の裏には、世帯数23、人口97、猪山自治会とだけ記されていた。悔しさがにじむ。一方、広島県知事の書による1975年の開学百年碑は堂々として、裏には歴史が刻まれ、当時の住民の誇りがうかがえ、閉校とは対照的だ。近くにある温井ダム建設に伴うスポーツ施設の周辺整備事業碑はそっけなく「記念」とだけ彫られている。

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昭和50年(1975年)設置の開学百年碑の裏には、明治十四年(1881年)分教場開校となっていて年数が合わない。おそらくその6年前に地域が設けた学校があったのではないかと思われるが定かではない

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ダム周辺整備事業記念碑。ダム建設の残土を埋め立てて野球場やテニスコートが造成された。グラウンドや周辺の斜面は手入れが行き届いていた

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壁紙(猪山:20年6月30日撮影)

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梅雨(猪山など:20年6月30日撮影)

 さんけんの理事会に合わせて昨日、雨の安芸太田を巡った。筒賀・田之尻のあじさい園は最終盤、撮影はそこそこに主人の森下さんと長話。「集落を歩く」つもりで戸河内・猪山、鹿篭頭集落へ行ったが、軽トラ1台とすれ違っただけで、誰とも話せなかった。夜来の雨で川の水量は適度に増えていたが濁りが残り、スローシャッターで清流のように見せた。理事会では、安芸太田などの山地に計画されている大規模風力発電計画の情報共有、意見交換をした。

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あじさい園と隣の旧田之尻小学校跡地。滑る子供がいるのだろうか。20年ぐらい前、桜満開の木造校舎を撮影している

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猪山。何回も訪ねているが初めての場所。アジサイ満開、雨模様のベストタイミング。民家の前庭にはタイヤ痕がある

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猪山、内隠川、鹿篭頭の定番ポイント。3枚目の写真、川霧か靄が出ていたらワクワクするのだが

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鹿篭頭。人の気配が感じられなくなった集落。耕作放棄地ではヒメジョオンが白く光り、民家ではツツジが季節を告げる

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さんけん理事会。三段峡ホテルの一角を提供してもらっている事務所。大規模風力発電計画の情報交換に熱が入った

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