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楽農楽写Z

西中国山地の風景だけを撮影する団塊男が定年後、広島県安芸太田町に休耕田付きの民家を借りて、田舎暮らしを楽しんでいます。豊かな自然を紹介しながら、地域の情報を発信します。       

アベノミクス崖っぷち

 4月7日付のブログ「98価格」で、消費増税による反動減からの回復は、エコノミストや経済学者が言うほど甘くはない、秋口には最悪「アベノミクスの正念場、10兆円の補正予算」の声が出るかも、と書いた。8%に合わせて5兆5,000億円の補正が組まれた。消費低迷が長引いていることを警戒する政府は、10%への再増税をにらんで、年末補正を検討すると言う。血を抜いたり、輸血したり。そんなことで庶民の体調が良くなることはない。

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6日付中国新聞。補正予算には、来春の統一地方選を意識した施策を盛り込みたいようだ。政治家は自分たちのことしか考えない。情けなさも度を過ぎるが、その程度ものだ 

 8%になって5か月。スーパーで日常的に買い物をしていると、おおよその合計額が感覚的に分かるものだが、ほとんど予想額をオーバーするようになった。値上げもあるのだろうが、4,000円ぐらいと思っていて、「4,300円です」と言われると、敗北感のようなものが残る。商品が小さくなったり、数が少なくなったのも実感する。日々、店頭で闘っている消費者の心理など、マクロの経済指数しか見ない人には分かるまい。

 アベノミクスが色褪せている。「金融緩和⇒円安⇒輸出増⇒企業の利益増⇒賃金増⇒物価上昇(デフレ脱却)⇒利益増⇒賃金増の好循環が生まれる」と、簡単なパネルを使ってエコノミストや経済学者が、未来は明るいと宣伝した。ところが、円安になっても輸出は増えず、物価だけが上がった。首相が口を出して賃上げムードを盛り上げたが、実質賃金は下がったままだ。来春闘も首相は介入するのだろうか。消費増税がアベノミクスの虚構をあぶり出した形だ。

  「アベノミクスの失敗」がネットを賑わせている。お先棒を担いだ人たちは最近、テレビにあまり出なくなった。組閣を終えた首相は「経済再生と地方創生に最優先で取り組む」と言った。国民の目をそらすためか、「新顔」にすぐ飛びつく人だ。景気回復より地方創生がはるかに難しく、結果が出るまでに数十年かかる。選挙対策としたら論外。今度は地方創生で、学者やシンクタンクの専門家などが、ごく一部の成功例を褒めたたえて、お先棒を担ぐかもしれない。

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コメント


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アベノミクス

バラ色というわけには、いかなくなったように思います。
いわれるように、もっと難しいのが「地方創生」、云うがやすしで、実際、どんな施策があるのやら、ですね。

kawa | URL | 2014-09-09(Tue)19:23 [編集]


地方創生

kawa 様
こんばんは。
地方創生を実現するには、実は東京を衰退させるような政策を打たなけらばならないと思うのです。つまり、若者に東京を見捨てさせると言うことです。こんな発想は、上流社会のお坊ちゃまの安倍にも、田舎育ちを売り物にする2世議員の石破にも浮かぶはずはありません。向こうから、のこのこやって来ましたので、東京発のまやかしの地方創生をこっぴどく叩いてやろうと思います。ちょっと過激ですかね。

楽農楽写 | URL | 2014-09-09(Tue)20:17 [編集]