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楽農楽写Z

西中国山地の風景だけを撮影する団塊男が定年後、広島県安芸太田町に休耕田付きの民家を借りて、田舎暮らしを楽しんでいます。豊かな自然を紹介しながら、地域の情報を発信します。       

作文技術

 読みたい本があって、広島の自宅近くの書店へ行ったが目当ての本はなかった。ウロウロしていると、ずらりと並んでいる文庫本の中から「本多勝一 日本語の作文技術」が飛び込んできた。40年前、氏の「貧困なる精神」などを消化不良のまま読んで、強烈な印象を受けた記憶がよみがえった。表紙の本多勝一の文字と「今でしょ」の林修さんの写真に、「買いなさい」と言われたようで手が伸びた。1982年発行、第45刷のロングセラーである。

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税別540円。1刷分が5千部なら22万5千部、1万部なら45万部になる。林さんは「本当に伝わる文章をどう書くか-必携の1冊です。」と絶賛する。本書唯一の欠点は文字が小さいこと。飛蚊症と白内障があり、眼鏡をかけてもチラチラする。時間をかけて読むことにする

 20歳代のころ、ベテラン新聞記者が「あんたが書いた記事じゃろう」と、電話で話しているのを聞いたことがある。原稿にはその人の癖が出る、と記者は解説した。ブログを書いていて、定型的な文章になっていないか、面白みに欠けるのではないか、と常々思う。変幻自在には書けないものだ。読みやすいように書いているつもりだが、数日後に読み返して、文章を入れ替えたり、添削したりして修正することは珍しくない。

 「楽農楽写Z」では1段落6行、概ね200文字にしている。これ以下だと最低限必要なことを私は書けないし、以上だと私が読みたくなくなる文字量になる。6行に足りないとき、増やすのにそれほど苦労はしないが、少しでもオーバーすると苦戦を強いられる。「作文技術」は名文や美文ではなく、分かりやすい日本語を書く基本技を指南している。読んだからと言って、本多氏の期待に応えられるとは思えないが、心して書くようにしよう。

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