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楽農楽写Z

西中国山地の風景だけを撮影する団塊男が定年後、広島県安芸太田町に休耕田付きの民家を借りて、田舎暮らしを楽しんでいます。豊かな自然を紹介しながら、地域の情報を発信します。       

上に厚く、下に・・・

 今年の漢字は「税」。来年4月以降に登録される軽自動車が増税されるのは知っていた。地方からの反対が強かったためか、3月末までに登録した車は現行税額に据え置くことで折り合った。増税を告知する安芸太田町の広報誌12月号を見て驚いた。そのとき同時に、バイクやトラクターなども増税になっていたのだ。年数百円から2,000円までの増税だから、これを理由に手放す人はいないだろう。取りやすい所から取る、逃げ道のない増税だ。

 私は広島市民なので住民税を広島市へ、安芸太田町へは特別住民税を納めている。ゴミ収集などの行政サービスを受けているから納税に異存はないが、今年から1,000円上がって年5,000円になった。知らぬ間に昨年の国会で決まっていた。坪野を引き払うような額ではないから、これも逃げ道のない増税だ。減税・無税・奨励金とまで言わないが、私ような人間を少しでも増やせば、田舎は元気になるのに。「地方創生」の掛け声に首をかしげる。

 子や孫への贈与の非課税を拡大すると報じる朝刊記事に、あまりの落差を感じた。これまでの教育資金1,500万円と住宅資金1,000万円に加えて、結婚・育児用に一人あたり1,000万円を非課税にするそうだ。相続税を増税する見返りとも取れる。富裕層や裕福な高齢者から消費意欲が旺盛な若い世代へ資産を移転して、経済を活計化させる狙いだと言う。贈与を受けられる子や孫は貧しい階層だろうか。「豊な人をより豊かに」する典型だ。

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増税は庶民へ、減税は富裕層へ。住宅・教育の非課税は来年末までだったが、3年間延長される。そして恒久減税になるだろう。右は安芸太田町広報誌、左は中国新聞

 「広く薄く」の言葉も手伝ってか、消費税が導入されたとき「100円で3円なら大したことはない」と言う人もいた。年間1,000円程度の増税なら不満はあっても受け入れてしまう。金に色はついていないので、どのように使われたか分からないが、復興税に義援金の感覚を持った人もいたはずだ。8%が生活にのしかかっても、「社会保障が・・・」と言われると不安になる。国に比べ遥かに健全な家計管理をしているのに、庶民とは悲しいものだ。明日は投票日。

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コメント


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増税は正しく使われることを信じて(怪しいですが)、受け入れるにしても、国は借金まみれというのに、公務員には大盤振る舞い。この矛盾。
若者の無知と低投票率を嘆きます。自分たちの将来がかかっているのに。

kawa | URL | 2014-12-18(Thu)08:33 [編集]


税=売上金

Kawa 様
見方を変えれば、税金は国や県、市にとっては「売り上げ」なのですから、それを増やそうとするのだとしたら、理解できます。ただ、企業と違って、究極の独占事業体ですから、値引きしたり、ポイントサービスなどありません。それどころか遅れたら追徴金を取られます。新製品でも、新サービスでも、新技術の開発でもなく、紙に法律を書くだけで、売り上げが伸びるのですから、楽な商売です。
売り上げた金は使いたい放題でその挙句が大借金。自分の失敗は棚に上げ「更なる売り上げ増」を国民に強いてきます。しかも弱い人をめがけて、販売攻勢を仕掛けてくるのですから、たまったものではありません。ひょっとしたら、最強のブラック企業かも知れません。

楽農楽写 | URL | 2014-12-18(Thu)10:15 [編集]