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楽農楽写Z

西中国山地の風景だけを撮影する団塊男が定年後、広島県安芸太田町に休耕田付きの民家を借りて、田舎暮らしを楽しんでいます。豊かな自然を紹介しながら、地域の情報を発信します。       

煙る雪                                  (板が谷・八幡など:16年1月14日撮影)

 「撮り初め」。曇りガラスを透かしたような雪景色になるのを覚悟して、芸北へ出かけた。あれこれ光景を思い浮かべるわけでもなく、雪が降り止む気配もないのに、不思議なほど気分は悪くなかった。写真愛好家なのだろうか、聖湖周回道にも千町原にも轍があったので走ってみたが、写真にはならなかった。帰り道、牛に覚えてもらうため戸河内・小板の見浦牧場へ立ち寄った。雪の中で柵越しの対面、45分ぐらいすると好奇心旺盛な2頭が目の前まで来てくれた。

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戸河内・川手と板が谷の民家。屋根の雪が落ちる前なのですっきりしている。電線や街灯、物干しが生活を裏付ける

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板が谷の民家玄関と鳥居。空き家の門灯に引かれて車を止めると「殉國者の家」の札があった。「遺族の家」は見たことがあるがこれは初めて。その下の札には「広島護国神社 崇敬終身正会員」とある。近くの小さな神社の鳥居には紀元二千六百年記念と刻まれていた。世の中を覆った戦前の空気が、物として残っている。衰退する田舎で戦死者の墓や戦没者の碑を見るとき、「亡くなった人たちには、今のふる里がどう映るのだろうか」と思う。かける言葉がない

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満水状態の聖湖。冷え込みが続くそうなので、来週には結氷するかもしれない。いや、結氷してもらわないと困る

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八幡。今日1回、20秒ぐらい日が差した。何も考えずシャッターを押すだけ。下は大歳神社

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見浦牧場。牛舎内ではなく、野生に近い飼育方法だそうだ。厳しい環境を乗り切った血が引き継がれている。1枚目は私の姿を見て牛舎の裏へ逃げた牛たち。風がない場所を知っていて、ジッと立ち尽くしていると言う。2枚目は屋根の雪が吹きすさぶ中、藁を食む牛。3枚目はゆっくり近づいてきた若者の「14768号」。「怪しい者ではありません。この顔、しっかり覚えてください」

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