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楽農楽写Z

西中国山地の風景だけを撮影する団塊男が定年後、広島県安芸太田町に休耕田付きの民家を借りて、田舎暮らしを楽しんでいます。豊かな自然を紹介しながら、地域の情報を発信します。       

トランプ新大統領

 まさかの人がアメリカ大統領になる。政府、財界、日銀、株式・為替市場は呆然と立ち尽くすだけだ。「不都合な現実には目をつむる」のがこの人達の行動パターンだから、落選直前までクリントン以外には考えが及ばない。マスコミや調査会社がいかに信頼できないか、世論を誘導したのではないかとさえ感じる。あれほどの暴言をしたトランプの支持率がなぜ下がらないか、社会の現実を報道しなかった。ニューヨークとワシントン発の情報がアメリカではない。

 「クリントンは戦争屋のネオコン、強欲金融資本主義者の代弁者」「あこぎな資金集めをする利権屋・クリントン財団」と指摘するような情報・論調は日本の新聞やテレビには出てこない。わずかにネットで流れてくるだけだ。その一つが「藤原直哉のインターネット放送局」。藤原氏の分析を聞いていたから、この選挙結果になってもそれほど驚かなかった。むしろクリントンが大統領になったら、アメリカ社会はもっとひどい状態になるところだったかもしれない。

 アメリカの没落が始まったのが形で見える選挙結果だ。9.11をきっかけに中東へ攻め込んで15年、結局勝てず、外交は思うに任せない。もう世界の警察官の役割を果たす力はなくなった。巨大資本のグローバル企業は、アメリカ国家のためではなく自己増殖をするだけで、国民の貧富の格差は拡大した。子供のころ見たホームドラマ「名犬ラッシー」の豊かな中間層の存在は遠い世界になった。「再び偉大なアメリカを」というが、その先の形は全く見えない。

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当選確実になった後の演説。選挙中とは別人のような落ち付いたしゃべり方だった。少なくとも4年、不安を抱えながらこの顔を見ることになる  (NHK-TV)

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